西村秀隆経済産業省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官

2025年6月10日・第217回国会 衆議院 地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 55 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 124 発言)

お答え申し上げます。

まず、短期的には、クラウドサービスなどの利用が進むデジタル基盤を提供できる国内事業者を確保していくということが重要だと考えておりまして、経済安全保障推進法に基づいて技術開発支援等を行ってきているところでございます。

また、委員からも御指摘がありましたが、海外をにらんで展開していくことも重要だろうと考えてございます。生成AIなどのデジタル技術が進展する中、平大臣からもありましたけれども、日本の強みである製造業等の分野において、デジタル技術を組み合わせたサービスを海外展開も見据えて速やかに創出して、中期的にこれを拡大していくということも取り組んでいきたいと考えてございます。

さらに、将来を見据えては、量子コンピューターなどの新たなデジタル技術の研究開発、また、あらゆる分野にデジタル技術が浸透していく中で人材育成等も進めたいと考えております。また、スタートアップ、成長志向型の中堅企業の支援なども積極的に取り組んで、高付加価値型の産業構造へ転換していくということが重要だと思っております。

また、二点目として、ビッグテックの話もございました。

ビッグテック五社、いわゆるGAFAMは、事業で稼いだ巨額の収益をAI等の研究開発に積極的に投資し、デジタル分野において高い競争力を維持しているということを我々も認識をしてございます。

こうした中、日本の強みである製造業等の分野において、デジタル技術を組み合わせたサービスを展開するということが一つの打開策になってくるだろうと思っております。

このため、例えば汎用的なロボットのAI開発と社会実装に向けて、令和六年度補正予算で必要な予算を確保してございます。具体的には、ロボットが高度な判断、動作をできるよう、幅広い事業者の参画を得て関連データを収集、集積し、AIの開発を促進すること、また、AIを含む最先端のソフトウェアをロボットに組むことができるオープンな開発環境、こういったことを進めているところでございます。

引き続き、AI・半導体産業基盤強化フレームも活用しながら、必要な措置を講じてまいりたいと考えてございます。

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