また誠に酪農家の皆さんに寄り添った御答弁をいただきまして、ありがとうございます。
今、現場にもしっかり周知をしていきますというふうにおっしゃっていただいたところでございますが、きっと答弁としてはそういった答えが返ってくるだろうけれども、現場ではなかなか相談するとそうならないんだというようなお声もいただいておりました。是非、現場レベルでもこの周知をされるというところについて、改めてお願いを申し上げたいというふうに思います。
次に、漁業についてもお伺いをさせていただきます。
私の地元は函館でございまして、イカの町と呼ばれておりますが、今やイカがほとんど捕れないというような状況でございまして、サケ・マスなんかも含めて、今まで捕れていたものが捕れないという海洋環境の変化を痛感しておりまして、非常に地元の漁業者の方々は苦労されながら漁業を営んでおられるというような状況でございます。
そんな中で、昨今、太平洋クロマグロの資源管理の協議のWCPFCにおいて、二〇二五年度以降の漁獲枠につきまして、三十キログラムの大型魚については現在の一・五倍に増やすということで最終合意をいただきました。資源量が回復傾向にあるということで、増枠は三年ぶりということですので、苦しい思いをしながら資源管理に御協力されてこられた皆様の御努力があって、本当に目に見えて資源が回復しているということは喜ばしいことなんじゃないかというふうに思っています。この結果を受けての漁獲枠の割当ての増加というところは、まだまだなりわいを成り立たせるには厳しい状況ではありますけれども、歓迎をされているところかと思います。
一方で、津軽海峡のとりわけ南茅部地区などにおいては、予想以上に資源量の増加というのを漁業者の皆様が実感をしているというような状況にございます。
具体的には、定置網に非常に多くのクロマグロが入ってしまっているという状況で、放流の手間が非常に大きく、ほかの魚の漁獲にも影響を与えてしまっているというような状況であります。ほかの私の地域の中で、各漁協、非常に厳しいんですけれども、南茅部の定置は、若手の人がどんどん入ってくるような活気のある地域であるんですけれども、やる気を非常にそいでしまうという中で、この放流の手間ということについて非常に懸念をしております。
クロマグロの資源管理に関する支援事業ということで、必要な機器の導入の経費の支援であったり、また混獲回避のための休漁の支援といったことも取り組んでおられることというふうには承知をしておりますけれども、かなり想像していたよりも多いんじゃないかというような実態について、どう見ておられるのかというところと、また、イカを含むほかの資源についても捕食をマグロにされてしまっているのではないかという懸念を漁業者の方が持っておられるというこの状況について、政府が把握しておられる実態はどのようなところかということと、今後、調査を行ったり対応していくというお考えがあるかという部分について、お伺いをしたいというふうに思います。
226前前島明成農林水産省農村振興局長
お答えいたします。
国営緊急農地再編整備事業による区画整理工事完了後は、不具合の有無を確認し、必要に応じて、補修などに関し、本事業で対応した上で引渡しを行っております。
また、事業完了のおおむね二年前までに計画していた工事を終え、事業完了までの間に営農を開始していただく中で、不具合が生じることがあれば、同様に本事業で対応することとしております。
このようにして、安心して営農できるよう、本事業の中で十分に対処してまいる考えでございます。
なお、事業完了後、仮に更なる不具合が生じたという場合におきましては、現場の状況を踏まえまして、北海道及び町と調整…
この発言のページ
227
向山淳(自民)
御答弁ありがとうございます。
こうした事業の引渡時から自立していく過程においても、しっかりとサポートをいただいた上で、後押しをしていければというふうに思います。
今国会においても、土地改良法の改正という部分でも、農地中間管理機構が所有する農地も事業の対象に追加されるということであったり、又は、スマート農業を実現するための情報通信の基盤の整備というようなことも含めて、これから若い方々が就農していくに当たっての整理という部分でも非常に重要な取組が行われているというふうに承知をしております。
ちょっと質問の通告と順番が前後するんですけれども、次に、酪農に…
この発言のページ
228松松本平農林水産省畜産局長
お答えいたします。
畜産クラスター事業につきましては、収益の向上、こちらを図るための事業であり、事業の実施に当たりましては、あらかじめ設定した収益性に関する成果目標、こちらについて達成いただくことが非常に重要でございます。
一方、過去に畜産クラスター事業に取り組み、目標年度に成果目標を達成できない場合にありましても、地元の自治体、協議会による継続的な指導により目標達成を目指していただくことになります。この点につきましては、現場に対しましても丁寧に周知しているところでございます。
なお、向山委員から御指摘のありました点でございますが、こちらは、一度現…
この発言のページ
- (上の発言)
229
向山淳(自民)
また誠に酪農家の皆さんに寄り添った御答弁をいただきまして、ありがとうございます。
今、現場にもしっかり周知をしていきますというふうにおっしゃっていただいたところでございますが、きっと答弁としてはそういった答えが返ってくるだろうけれども、現場ではなかなか相談するとそうならないんだというようなお声もいただいておりました。是非、現場レベルでもこの周知をされるというところについて、改めてお願いを申し上げたいというふうに思います。
次に、漁業についてもお伺いをさせていただきます。
私の地元は函館でございまして、イカの町と呼ばれておりますが、今やイカがほとんど捕れないというような状況でございまして、サケ・マスなんかも含めて、今まで捕れていたものが捕れないという海洋環境の変化を痛感しておりまして、非常に地元の漁業者の方々は苦労されながら漁業を営んでおられるというような状況でございます。
そんな中で、昨今、太平洋クロマグロの資源管理の協議のWCPFCにおいて、二〇二五年度以降の漁獲枠につきまして、三十キログラムの大型魚については現在の一・五倍に増やすということで最終合意をいただきました。資源量が回復傾向にあるということで、増枠は三年ぶりということですので、苦しい思いをしながら資源管理に御協力されてこられた皆様の御努力があって、本当に目に見えて資源が回復しているということは喜ばしいことなんじゃないかというふうに思っています。この結果を受けての漁獲枠の割当ての増加というところは、まだまだなりわいを成り立たせるには厳しい状況ではありますけれども、歓迎をされているところかと思います。
一方で、津軽海峡のとりわけ南茅部地区などにおいては、予想以上に資源量の増加というのを漁業者の皆様が実感をしているというような状況にございます。
具体的には、定置網に非常に多くのクロマグロが入ってしまっているという状況で、放流の手間が非常に大きく、ほかの魚の漁獲にも影響を与えてしまっているというような状況であります。ほかの私の地域の中で、各漁協、非常に厳しいんですけれども、南茅部の定置は、若手の人がどんどん入ってくるような活気のある地域であるんですけれども、やる気を非常にそいでしまうという中で、この放流の手間ということについて非常に懸念をしております。
クロマグロの資源管理に関する支援事業ということで、必要な機器の導入の経費の支援であったり、また混獲回避のための休漁の支援といったことも取り組んでおられることというふうには承知をしておりますけれども、かなり想像していたよりも多いんじゃないかというような実態について、どう見ておられるのかというところと、また、イカを含むほかの資源についても捕食をマグロにされてしまっているのではないかという懸念を漁業者の方が持っておられるというこの状況について、政府が把握しておられる実態はどのようなところかということと、今後、調査を行ったり対応していくというお考えがあるかという部分について、お伺いをしたいというふうに思います。
230森森健水産庁長官
お答えいたします。
太平洋クロマグロに関しましては、御指摘のとおり、漁業者の皆様が厳格な資源管理に取り組んでこられた結果、資源が回復し、増枠も実現をしたというところでございます。ただ、この過程において放流や混獲回避などの取組にも御苦労いただいているというふうに承知をしているところでございます。
今般の増枠を踏まえました国内配分におきましても、漁業種類ごとの近年の漁獲実績をベースとしつつ、特に大型魚につきましては、放流の負担の大きい沿岸漁業者に配慮といった考え方に基づいて配分を行ったところでございますし、また、御指摘がありました、放流の取組に対する作業…
この発言のページ
231
向山淳(自民)
ありがとうございます。
ちなみに、函館は、イカのモニュメントがそこら中にあるぐらいイカにフォーカスをしているんですが、本当にイカが捕れないというのが深刻な状況でございまして、全国各地、海洋環境の変化がある中で、新しい挑戦を各所でされているということであると思いますし、又は、そうした資源管理と併せて新しい収益の柱というのも、つくり育てる漁業への転換も含めて、しっかり行っていかなければならないというふうに思っております。
そして、少し、食そのものから、広い概念での交通という部分についてもお伺いをさせていただければというふうに思います。
農業・農村基本法…
この発言のページ
232宮宮浦浩司農林水産省大臣官房総括審議官
お答えいたします。
北海道の道外への農産物輸送、船舶が大体三分の二、鉄道が三分の一ということで、やはり、貨物鉄道輸送を含めた多様な輸送手段を確保するということが非常に重要だというふうに認識してございます。
ただ、一方で、この貨物鉄道輸送を含めた鉄道につきましては、北海道はかねがね、様々な議論が行われているというふうに伺ってございます。新幹線の高速化と札幌までの延伸、これと貨物輸送の両立を図るということで、国土交通省からもそういった考え方が示されておりまして、その認識の下に、北海道庁と国土交通省が共催で、鉄道物流の在り方の有識者検討会議を令和五年の十一…
この発言のページ