向山淳 (自由民主党)

2025年2月27日・第217回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 229 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 309 発言)

また誠に酪農家の皆さんに寄り添った御答弁をいただきまして、ありがとうございます。

今、現場にもしっかり周知をしていきますというふうにおっしゃっていただいたところでございますが、きっと答弁としてはそういった答えが返ってくるだろうけれども、現場ではなかなか相談するとそうならないんだというようなお声もいただいておりました。是非、現場レベルでもこの周知をされるというところについて、改めてお願いを申し上げたいというふうに思います。

次に、漁業についてもお伺いをさせていただきます。

私の地元は函館でございまして、イカの町と呼ばれておりますが、今やイカがほとんど捕れないというような状況でございまして、サケ・マスなんかも含めて、今まで捕れていたものが捕れないという海洋環境の変化を痛感しておりまして、非常に地元の漁業者の方々は苦労されながら漁業を営んでおられるというような状況でございます。

そんな中で、昨今、太平洋クロマグロの資源管理の協議のWCPFCにおいて、二〇二五年度以降の漁獲枠につきまして、三十キログラムの大型魚については現在の一・五倍に増やすということで最終合意をいただきました。資源量が回復傾向にあるということで、増枠は三年ぶりということですので、苦しい思いをしながら資源管理に御協力されてこられた皆様の御努力があって、本当に目に見えて資源が回復しているということは喜ばしいことなんじゃないかというふうに思っています。この結果を受けての漁獲枠の割当ての増加というところは、まだまだなりわいを成り立たせるには厳しい状況ではありますけれども、歓迎をされているところかと思います。

一方で、津軽海峡のとりわけ南茅部地区などにおいては、予想以上に資源量の増加というのを漁業者の皆様が実感をしているというような状況にございます。

具体的には、定置網に非常に多くのクロマグロが入ってしまっているという状況で、放流の手間が非常に大きく、ほかの魚の漁獲にも影響を与えてしまっているというような状況であります。ほかの私の地域の中で、各漁協、非常に厳しいんですけれども、南茅部の定置は、若手の人がどんどん入ってくるような活気のある地域であるんですけれども、やる気を非常にそいでしまうという中で、この放流の手間ということについて非常に懸念をしております。

クロマグロの資源管理に関する支援事業ということで、必要な機器の導入の経費の支援であったり、また混獲回避のための休漁の支援といったことも取り組んでおられることというふうには承知をしておりますけれども、かなり想像していたよりも多いんじゃないかというような実態について、どう見ておられるのかというところと、また、イカを含むほかの資源についても捕食をマグロにされてしまっているのではないかという懸念を漁業者の方が持っておられるというこの状況について、政府が把握しておられる実態はどのようなところかということと、今後、調査を行ったり対応していくというお考えがあるかという部分について、お伺いをしたいというふうに思います。

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