大臣、ありがとうございます。
買戻しについては、今まさに大臣がおっしゃってくださったとおり、市場への影響、過度な値上がりを招くことにならないかといったような視点が大事になってくるんだと理解いたしました。
大臣、まさに市場動向を見極めながら、価格は安定したかというところを見極めながら判断されていくということで、そういった柔軟な対応をしていただけると、買戻しに応じるような方も安心していただけるのではないかと思っております。
加えて、別の視点からということになるんですけれども、昨年、備蓄米の提供に応じた農業者の方々から見れば、今回の備蓄米の売渡しによって、自分が提供した備蓄米というのが、そのときの売値、備蓄米を売ったときの価格よりもかなり高い価格で今回売り渡されるということもあり得ることから、そうした農業者の方が損をしたりとか取り残されたかのような感覚を持っているという声も聞いております。
これは、最終的には備蓄米制度の信頼性にも影響してしまい得ると思われますので、そのような現場の声も踏まえて、備蓄米制度の制度設計自体についても継続的に検討することが必要だと考えております。これは、質問というより現場の方の声も踏まえた意見ということで申し上げさせていただきました。
その上で、米価について更に質問を続けさせていただきます。
今般、米の価格が急騰しておりますけれども、一方で、近年、多くの農家の方がコスト割れで主食米を生産してきたところがあると理解しておりまして、主食米の価格というのが安過ぎたということもあると思っています。
しかし、去年成立した改正食料・農業・農村基本法においては、食料の価格形成に当たり食料の持続的な供給に要する合理的な費用が考慮されるよう、必要な施策を講ずること等が明記され、政府はこれを実現するための法改正も準備していると理解しております。
そうであるとすれば、望ましい米の価格水準について、政府が具体的な額を示すのは難しいということは理解しておりますけれども、一方で、国としてコストを考慮した合理的な価格形成を目指しているということを勘案すれば、米の価格についても、少なくとも生産コストを上回る価格が望ましい、さらには、米の生産が持続可能になるための利益が農家に生ずるような価格が望ましいというところまで言っていただくことは可能であって、むしろ、そう言っていただくことが政府の施策の一体性を確保する観点からも望ましいと思われますが、大臣、いかがお考えでしょうか。
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江藤拓(自民)農林水産大臣
遅いという御批判はたくさんいただいております。消費者の方々からすれば、出すんだったらもっと早く出せばよかったじゃないかという気持ちはよく分かります。
しかし、急激な上昇が起こったのは昨年の九月です。六月ぐらいから兆候はありましたが、兆候の段階で出せるはずがない、まずは。そして、九月の段階でも、私の地元の方々、その頃は大臣になっておりませんでしたから、いろいろな方々、私のところは畜産県ですけれども、米を作っている人はたくさんいますよ。これでやる気になった、これぐらいの値段であれば、まあ一生懸命米を作ろうと。人によっては、人に預けとったけれども土地を返して…
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27根根本拓(自民)
大臣、ありがとうございます。
大臣も、会見で、胃に穴が空くほど悩まれたということをおっしゃっておりましたけれども、私個人としては、今回の決定が遅過ぎたということはないのではないかと思っております。
というのも、今回の備蓄米の売渡しというのは、ある種、市場での価格形成に介入するような政策なわけですけれども、市場というのは思ったように動くほど甘いところではなくて、今回、備蓄米を売り渡すことによって大きな値崩れが起こることだってあり得ると思っております。
特に、大臣がおっしゃったとおり、米というのは、今まで、米農家さんがコスト割れのような価格で売られてい…
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江藤拓(自民)農林水産大臣
制度ではありませんが、運用ですので、しっかりとした運用をしたいと思っております。
出すことも、二十一万トンはかなり思い切った数字だったんですよ。正直言って怖かったです、こんなに出して大丈夫なのかと。
そして、更に難しいのは買戻しです。まさに委員が御指摘のとおり、マーケットは我々の思惑のとおりには動きません。ですから、どのようなことになるのか、非常に今でも胸がどきどきする思いはあります。
ですから、基本的には価格が安定してからだということです。ですから、食農審からは一年、原則一年と言われましたが、私の判断で、一年を超えることもありということにいたしま…
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- (上の発言)
29根根本拓(自民)
大臣、ありがとうございます。
買戻しについては、今まさに大臣がおっしゃってくださったとおり、市場への影響、過度な値上がりを招くことにならないかといったような視点が大事になってくるんだと理解いたしました。
大臣、まさに市場動向を見極めながら、価格は安定したかというところを見極めながら判断されていくということで、そういった柔軟な対応をしていただけると、買戻しに応じるような方も安心していただけるのではないかと思っております。
加えて、別の視点からということになるんですけれども、昨年、備蓄米の提供に応じた農業者の方々から見れば、今回の備蓄米の売渡しによって、自分が提供した備蓄米というのが、そのときの売値、備蓄米を売ったときの価格よりもかなり高い価格で今回売り渡されるということもあり得ることから、そうした農業者の方が損をしたりとか取り残されたかのような感覚を持っているという声も聞いております。
これは、最終的には備蓄米制度の信頼性にも影響してしまい得ると思われますので、そのような現場の声も踏まえて、備蓄米制度の制度設計自体についても継続的に検討することが必要だと考えております。これは、質問というより現場の方の声も踏まえた意見ということで申し上げさせていただきました。
その上で、米価について更に質問を続けさせていただきます。
今般、米の価格が急騰しておりますけれども、一方で、近年、多くの農家の方がコスト割れで主食米を生産してきたところがあると理解しておりまして、主食米の価格というのが安過ぎたということもあると思っています。
しかし、去年成立した改正食料・農業・農村基本法においては、食料の価格形成に当たり食料の持続的な供給に要する合理的な費用が考慮されるよう、必要な施策を講ずること等が明記され、政府はこれを実現するための法改正も準備していると理解しております。
そうであるとすれば、望ましい米の価格水準について、政府が具体的な額を示すのは難しいということは理解しておりますけれども、一方で、国としてコストを考慮した合理的な価格形成を目指しているということを勘案すれば、米の価格についても、少なくとも生産コストを上回る価格が望ましい、さらには、米の生産が持続可能になるための利益が農家に生ずるような価格が望ましいというところまで言っていただくことは可能であって、むしろ、そう言っていただくことが政府の施策の一体性を確保する観点からも望ましいと思われますが、大臣、いかがお考えでしょうか。
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江藤拓(自民)農林水産大臣
合理的な価格形成の法律においては、農業者の方々にも当然焦点を当てるんですが、生産、流通、加工、そして販売、そして消費者の方々まで入っておりますので、どこか一か所が裨益するというようなことがないようにしたいと思っています。
ですから、当然、これからの食料安全保障を確立するという観点であれば、米に限らず、コスト割れでその産業が続くわけがないわけですから、それは、合理的な価格の形成というのは、生産コスト、家族労働費、様々なコストを乗せた上で、そして、家族経営でいえば、家族を養うことができる、子供を学校に行かせることができる、それぐらいの収入は当然確保されるべ…
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31根根本拓(自民)
大臣、力強いお言葉をありがとうございます。
私の地元でも、農業者の方たち、この点について大変心配しておられますので、今回の新法の制定も含めて、今大臣おっしゃってくださったとおり、コスト、それに十分な生活費、それを含む収益、そういうものがしっかりと確保できるような価格形成が目指されていくんだ、そういうことを大臣は趣旨としておっしゃってくださったと理解しておりますので、大変ありがたいお言葉をいただいたと思っております。
さらに、米価について続けさせていただきたいんですけれども、農家の皆さんにとって困るのは、米の価格がこれまで低かったということとともに、価…
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32松松尾浩則農林水産省農産局長
お答えいたします。
米の政策につきましては、平成三十年産より、国が、昔の、個々の農業者に生産数量目標を配分するという仕組みから、それぞれの農業者、産地が、需給動向を踏まえて、自らの経営判断で行うということで変わったわけでございます。
その中で、今、価格が非常に高いというような御指摘を受けているところでございますけれども、例えば七年産米につきましては、国は、需給見通し、こういったものを出して、必要な情報提供を行っているところでございます。その結果、多くの主産県で、自らの判断で作付の増加ということで現在動いておられるということで承知しております。
引き…
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