稲田雅裕国土交通省港湾局長

2025年2月27日・第217回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 167 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 301 発言)

ただいま委員からも詳しい御説明がございましたけれども、切迫する南海トラフ地震、津波に対しまして、高知県の人口や産業が集中している高知市の被害を最小化するということは極めて重要であると認識してございます。

このため、浦戸湾におきまして、国土交通省と高知県が連携をして、三つのラインで重層的に津波から防護する三重防護方式による対策を講じることとしてございます。

具体的には、第一ラインとして、高知港の沖合にある防波堤によって津波エネルギーを減衰させます。第二ラインとして、浦戸湾、湾口部の防潮堤等によって津波の浸入を抑制をいたします。そしてさらに、第三ラインとして、浦戸湾の奥の方の内部護岸で背後地域の浸水を防止する、こういう防護方式でございます。

この対策につきましては、港湾整備事業及び海岸事業として、国の直轄事業あるいは県による補助事業、交付金事業を活用して進めておりまして、第一ラインの防波堤の延伸につきましては現在八割方完成をいたしております。残る第一ラインの粘り強い化を進めることや、あるいは第二ライン、第三ラインも含めて、二〇三〇年代前半の完成を目指して事業を推進してまいります。

国土交通省としましては、防災・減災、国土強靱化の枠組みも活用して、早期に効果を発現できるよう、引き続きしっかり津波対策に取り組んでまいりたいと考えてございます。

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