今委員の御指摘のように、法人の事業活動は複数の自治体にまたがって行われることが間々ありまして、従業者数等の分割基準により、自治体間での課税権を調整する仕組みになっております。これまで、法人の事業活動の変化に対応して、例えば製造業におきましては、大企業の工場の従業員数を一・五倍にする措置を導入するなど、いろいろ見直しを行ってまいりました。
一方で、近年、経済社会構造の変化に伴いまして、インターネットの取引が増加するとともに、ICTなどを活用した無人の店舗や倉庫、工場等も事業活動における重要な拠点になっていることが指摘されております。
こうしたインターネット取引の拡大や大都市部への企業の本店等の集中などを背景にして、大都市部で企業の事業活動の実態以上に税収が集中しているという課題が以前より指摘されております。
こうした経済社会構造の変化への対応は、地方法人課税の課税権の在り方そのものに関わる課題でありまして、分割基準の見直しのみによって対応することは困難であったことから、令和元年度の税制改正におきまして特別法人事業税・譲与税制度を創設したところであります。
今後とも、経済社会構造の変化を踏まえながら、税源の偏在性の小さい地方税体系の構築に向けて取り組んでいきたい、そのように考えております。
90櫻櫻井周(立憲)
いろいろな原因が考えられると思うんです。一つには大学進学を契機にというのも、これはやはり、東京の方にたくさん大学があって、東京だけじゃなくて関西にもそれなりに大学があって、いろいろな地域の方が関西の大学にも進学いただいているわけなんですけれども。やはり、そういう大都市圏にそういう教育施設があって、そこで一旦出てきて、そのままもうそこに居着いてしまうというのも一つ大きなきっかけでしょうし、また、就職を機にということもございます。
ただ、あともう一つ、その背景にあるところとして、やはり、大都市部よりも低い賃金水準というのもあるのではないのか、こんなふうに考…
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91
村上誠一郎(自民)総務大臣
今委員申されるように、地方公務員の地域手当につきましては、地域の民間賃金水準を地方公務員給与に適切に反映するために、国家公務員と同様に、平成十八年度に導入されたわけであります。
地域手当の支給地域については、現行、市町村単位とされておりますけれども、近年、人材確保が大変難しくなってきている中で、近隣市町村との人材確保の公平性の観点から問題があるという御指摘もいただいております。
そのため、総務省としましては、支給地域を広域化しまして、国における地域手当の見直しの後の指定基準と同様、都道府県単位を基本とするとの助言を行っております。
一方で、都道府県…
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92櫻櫻井周(立憲)
まず、地域手当なんですが、大臣は今、公務員のお話をされましたけれども、これは公務員だけじゃなくて、例えば介護の方々とか、いろいろな福祉関係の方々、みんな幅広く適用されるものですから、やはり影響は大きいということはまず申し上げておきたいと思います。
都道府県単位で広域化するということではあるんですが、私、兵庫県の伊丹市、川西市、宝塚市が選挙区でございまして、大阪府と接しているんですよね。大阪府一二%、兵庫県四%。何だったら、ちょっと橋を渡ってあっち側に行った方が給料は八%も高いということになっちゃうので、これは公務員だけじゃなくて、今申し上げた、介護の仕…
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- (上の発言)
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村上誠一郎(自民)総務大臣
今委員の御指摘のように、法人の事業活動は複数の自治体にまたがって行われることが間々ありまして、従業者数等の分割基準により、自治体間での課税権を調整する仕組みになっております。これまで、法人の事業活動の変化に対応して、例えば製造業におきましては、大企業の工場の従業員数を一・五倍にする措置を導入するなど、いろいろ見直しを行ってまいりました。
一方で、近年、経済社会構造の変化に伴いまして、インターネットの取引が増加するとともに、ICTなどを活用した無人の店舗や倉庫、工場等も事業活動における重要な拠点になっていることが指摘されております。
こうしたインターネット取引の拡大や大都市部への企業の本店等の集中などを背景にして、大都市部で企業の事業活動の実態以上に税収が集中しているという課題が以前より指摘されております。
こうした経済社会構造の変化への対応は、地方法人課税の課税権の在り方そのものに関わる課題でありまして、分割基準の見直しのみによって対応することは困難であったことから、令和元年度の税制改正におきまして特別法人事業税・譲与税制度を創設したところであります。
今後とも、経済社会構造の変化を踏まえながら、税源の偏在性の小さい地方税体系の構築に向けて取り組んでいきたい、そのように考えております。
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田所嘉徳(自民)
申合せの時間が経過しましたので、御協力をお願いいたします。
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95櫻櫻井周(立憲)
はい。
御答弁ありがとうございました。
やはり本来的には、地域偏在の大きい税制は国税にして、偏在の少ない税制を地方税にするというようなことが本来的な筋ではないかなというふうにも思いますが、いろいろまた工夫をさせていただきたいというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いします。
本日はありがとうございました。
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96
田所嘉徳(自民)
これにて櫻井周君の質疑は終了いたしました。
次に、塩川鉄也君。
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