お答え申し上げます。
整備計画期間中にどれぐらい為替の影響があるのかということについては、まず米ドル建ての外貨関連経費について申し上げますと、防衛力整備計画策定時の事業の所要額の積み上げに当たっては、防衛力整備計画と一体として編成を行った令和五年分について、令和五年度の為替レート、一ドル百三十七円を用いたほかは、令和六年度以降分については、令和四年度の為替レート、一ドル百八円を用いたところでございます。一方、令和七年度予算案の編成に当たっては、足下の為替相場が反映された一ドル百五十円という為替レートを使用しております。
そして、歳出予算における外貨関連経費については、歳出予算の一割から二割程度にとどまっております。
その上で、この外貨関連経費に関しましては、為替変動のみならず、物価や人件費の変動、それから装備品そのものの仕様の変更といった様々な要因が複合的に影響してございます。また、為替変動に関しましても、米ドル以外に十数か国の通貨の影響を考慮する必要があるとともに、所要経費を予算計上時に遡って割り戻す計算をする必要があります。
したがいまして、単に外貨関連経費を整備計画上の米ドルの為替レートにより換算した場合の額とか、その額と令和七年度予算案における外貨関連経費との差額を算出したとしても、それはちょっと為替変動による所要経費の変化についての実態を表すものではないというふうに考えております。
加えて申し上げますと、今年度は五か年の防衛力整備計画のうち二年度目の段階にございまして、現時点における足下の為替レート等の状況が計画期間中における全ての所要経費の変化に直接つながるものではないということを御理解いただきたいと思っております。
139下下野幸助(立憲)
それでは、今回、私も防衛大臣に二回目の質問となりますけれども、端的な御答弁をよろしくお願いしたいと思います。
早速、まず一点目の防衛力整備計画の変更の根拠となるシミュレーションについてお伺いをしたいというふうに思います。
令和四年、二〇二二年十二月に現在の国家安全保障戦略が策定されました。そこに記載されております我が国を取り巻く安全保障環境、この情勢認識については私もおおむね理解をしております。中国の軍事力の増強、あるいは北朝鮮における核とミサイルの開発、ロシアのウクライナ侵略、いずれも我が国にとって多大なる影響を持っております。
そして、国家安全…
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中谷元(自民)防衛大臣
今般、国家安全保障戦略、これの策定を行いましたけれども、これは、相手方の能力、そして新しい戦い方、これを踏まえて、想定される事態への対応ということで能力評価を行いました。
例えば、侵攻部隊によるミサイル攻撃、戦闘機等による航空攻撃、艦艇部隊による海上攻撃といった状況を想定しまして、自衛隊がどのように対応するか検証することを通じて、我が国への侵攻に対処するための、不十分な自衛隊の機能や能力の評価に加えて、宇宙、サイバー、電磁波の領域、無人アセットを用いた非対称の戦い方、ハイブリッド戦のような新たな戦闘様相を踏まえた将来の防衛力の検討など、シミュレーション…
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141下下野幸助(立憲)
なかなか今の、七つの柱は理解するんですが、巨額な四十三兆円ということと今大臣が御説明いただいたことがなかなか、国民の皆様に御理解いただけるのかというと、もう少し国民の皆様に、この四十三兆円、つまびらかとは言いませんけれども、もう少し明らかにしてほしいなというふうに思います。例えば宇宙のこと、ハイブリッドということも、重々承知なんですが、そこに向けて具体的な予算というのもお示しをしていただければというふうに思います。
ところで、この四十三兆円なんですけれども、精査すると、外貨関連、外国からの調達に使われる予算規模というのは、大臣、幾らぐらいになるんでしょ…
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- (上の発言)
142寺寺田広紀防衛省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
整備計画期間中にどれぐらい為替の影響があるのかということについては、まず米ドル建ての外貨関連経費について申し上げますと、防衛力整備計画策定時の事業の所要額の積み上げに当たっては、防衛力整備計画と一体として編成を行った令和五年分について、令和五年度の為替レート、一ドル百三十七円を用いたほかは、令和六年度以降分については、令和四年度の為替レート、一ドル百八円を用いたところでございます。一方、令和七年度予算案の編成に当たっては、足下の為替相場が反映された一ドル百五十円という為替レートを使用しております。
そして、歳出予算における外貨関連経費については、歳出予算の一割から二割程度にとどまっております。
その上で、この外貨関連経費に関しましては、為替変動のみならず、物価や人件費の変動、それから装備品そのものの仕様の変更といった様々な要因が複合的に影響してございます。また、為替変動に関しましても、米ドル以外に十数か国の通貨の影響を考慮する必要があるとともに、所要経費を予算計上時に遡って割り戻す計算をする必要があります。
したがいまして、単に外貨関連経費を整備計画上の米ドルの為替レートにより換算した場合の額とか、その額と令和七年度予算案における外貨関連経費との差額を算出したとしても、それはちょっと為替変動による所要経費の変化についての実態を表すものではないというふうに考えております。
加えて申し上げますと、今年度は五か年の防衛力整備計画のうち二年度目の段階にございまして、現時点における足下の為替レート等の状況が計画期間中における全ての所要経費の変化に直接つながるものではないということを御理解いただきたいと思っております。
143下下野幸助(立憲)
ただ、今の説明で私が納得いかないのは、現実、百八円想定で四十三兆円というのは組んでいてですね。ただ、昨年度は百三十九円、今は百五十円ということがございましたけれども。私、今ちょっと参考資料で出させていただいていますけれども、二三年度、四年度、五年度、三か年で予算額では四兆円規模というふうに数字は聞いているんですが、一兆円規模の為替の影響があるのではないんですか。
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144寺寺田広紀防衛省大臣官房審議官
繰り返しになって恐縮でございますけれども、為替変動のみならず、物価とか人件費の変動とか、装備品そのものの仕様の変更といったいろいろな要因が絡んできてございます。そういうところも勘案しないと所要経費の変化の実態というものは表すことはできないのではないかというふうに考えてございます。
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145下下野幸助(立憲)
そうすると、為替だけではなくて物価高騰、人件費高騰とすると、更に、四十三兆円と言っていた部分が、実際にかけられる経費が、為替だけでも我々は一兆円規模と申し上げていますけれども、人件費あるいは資材費の高騰ということで、多大なる影響があると思うんです。
大臣にお尋ねしたいのは、ここら辺の増加分はどのように対応されるんですか。
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