鈴木準株式会社大和総研常務執行役員

2025年2月25日・第217回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 235 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 243 発言)

御質問ありがとうございます。幾つか御質問をいただきました。

まず、GDPとGNIの関係でございますが、国力という意味では、やはりGDPというのは重要だと思います。よく最近、ドイツに抜かれたとか、そろそろ今度インドにも抜かれそうだと言われております。しかし、これは市場換算レートで換算しておりまして、実は、いわゆる購買力平価、国内産業の生産性が反映された為替レートでございますが、これで計算すると、とっくに一位は中国なんですね。ですから、元々何か日本が高かったということではなくて、やはり生産性がまだまだ低いところが国内にあって、そこを直していくということが重要だと思います。

それで、GNIというのはかつてGNPと言われていたものですが、おっしゃったとおり、その差額というのは、日本の場合、出稼ぎで海外に行っている方というのは余りいませんので、労働ではなくて資本を海外に投資して、そこからのインカムゲイン、リターンを足したものがGNI、これは所得でございますので、日本人一人一人の厚生水準といいましょうか、幸せ度を見る上では、一人当たりGNI、これを特に人口減少社会の中では重視していくべきだというふうに思っております。

それから、最後に、アベノミクスの評価ということでございますが、たくさんあろうかと思いますが、私は、女性の雇用がすごく増えた、あるいは学生の就職率がすごくよくなった、この二点においては非常に大きな成果があったのではないかと思っております。

以上です。

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