重ねての御質問ありがとうございます。
先ほど、私、プライマリーな赤字とセカンダリーな赤字、ダブルでマネージしないといけないということを申し上げました。
プライマリーな赤字というのは、これは、まずは歳出の改革、歳出の効率化だと思います。それをまずやって、それでも足りなければ歳入改革ということで、場合によっては税制をいじるということがあろうかと思います。いずれにしても、プライマリーな赤字というのは、歳出と歳入を政策的に動かすことによって操作ができます。
一方で、セカンダリーな赤字、これは利払いでございますので、これは基本的には過去に発行してしまった国債、それから市場で決まっている、決まってきた金利によって規定されますので、プライマリーな赤字と比べて操作性がないわけであります。そのときに、成長率が高まるのと歩調を合わせて、秩序立った金利上昇であれば、これは私は別に問題はない、むしろ、より活力のある社会が実現するということだと思います。
政策的にできることは何かと考えてみますと、例えば国債管理政策というのは、日本の場合、国際的に見ても相当洗練された状況でございますので、そこはもうしっかりやっていただいている。あとは、やはり歳出改革ですね。これを、歳出改革の旗を降ろしてはいけない。今、市場参加者が日本国債というのは心配のない安全な資産だと見ているのは、これは、財政を破綻させない、絶対に日本の政府や日本の国会は財政を破綻させないということを信用している、信じているからでありまして、それが信じられなくなった瞬間に、例えば想像もできないような円安等が起こるんだと思います。
そういう意味では、歳出改革の旗を降ろさずに、国債発行のときに変な、無用なプレミアムを求められないという意味で、歳出改革を着実にやっていくということに尽きようかと思います。
以上でございます。
133
国光あやの(自民)
自由民主党の国光あやのでございます。
本日は、四人の公述人の先生方、大変ありがとうございます。各界で活躍されている先生方ばかりで、大変勉強になりました。心より御礼を申し上げます。
まず、私からは、鈴木公述人にお伺いをさせていただきたいと存じます。
最後のペーパーでありました「おわりに」のところ、一番初めに記載がございます経済、財政、社会保障を一体として相互に連携させていくということ、これはまさに政治の本質であり、そして我々政治家一人一人が胆力と矜持を持って取り組まねばならないことだと思っております。
私は元々医療現場出身で、今でも現役で医師をして…
この発言のページ
134鈴鈴木準株式会社大和総研常務執行役員
御質問ありがとうございます。
非常に難しい御質問だと思うんですけれども、予算に関しましては、やはり事前に一つ一つの政策について、その政策目的は何なのか、最後のゴール、アウトカムに対して、これを取り組むことによってどういうロジックでそこに到達するのかということを事前にできる限り明確にして、それを政府の中あるいは国会の中で共有をいただいて、事後的にきちんと評価をする。やりっ放し、出しっ放しということではなくて、きちんと評価をして、じゃ、目標どおりになったのかということを評価をして、そうならなかったとしたら、なぜならなかったのかという、それでまた政策を修正す…
この発言のページ
135
国光あやの(自民)
ありがとうございます。大変勇気づけられる御発言をいただきまして、ありがとうございます。
もう一つ、次に、鈴木参考人に、財政の関係でお尋ねをさせていただきたいと存じます。
今、長期金利が非常に、資料にもございましたとおり、昨年末時点では一%程度だったのが直近では一・四%まで上昇しているという状況がございます。やはり今後、何より考えねばならない基本のファンダメンタルズは、やはり金利がある世界に突入をしているということであろうかと思います。
この中で、今回、二〇二五年見通しは、PBですとやはりマイナス四・五兆円程度、そして対GDP比ではマイナス〇・七とい…
この発言のページ
- (上の発言)
136鈴鈴木準株式会社大和総研常務執行役員
重ねての御質問ありがとうございます。
先ほど、私、プライマリーな赤字とセカンダリーな赤字、ダブルでマネージしないといけないということを申し上げました。
プライマリーな赤字というのは、これは、まずは歳出の改革、歳出の効率化だと思います。それをまずやって、それでも足りなければ歳入改革ということで、場合によっては税制をいじるということがあろうかと思います。いずれにしても、プライマリーな赤字というのは、歳出と歳入を政策的に動かすことによって操作ができます。
一方で、セカンダリーな赤字、これは利払いでございますので、これは基本的には過去に発行してしまった国債、それから市場で決まっている、決まってきた金利によって規定されますので、プライマリーな赤字と比べて操作性がないわけであります。そのときに、成長率が高まるのと歩調を合わせて、秩序立った金利上昇であれば、これは私は別に問題はない、むしろ、より活力のある社会が実現するということだと思います。
政策的にできることは何かと考えてみますと、例えば国債管理政策というのは、日本の場合、国際的に見ても相当洗練された状況でございますので、そこはもうしっかりやっていただいている。あとは、やはり歳出改革ですね。これを、歳出改革の旗を降ろしてはいけない。今、市場参加者が日本国債というのは心配のない安全な資産だと見ているのは、これは、財政を破綻させない、絶対に日本の政府や日本の国会は財政を破綻させないということを信用している、信じているからでありまして、それが信じられなくなった瞬間に、例えば想像もできないような円安等が起こるんだと思います。
そういう意味では、歳出改革の旗を降ろさずに、国債発行のときに変な、無用なプレミアムを求められないという意味で、歳出改革を着実にやっていくということに尽きようかと思います。
以上でございます。
137
国光あやの(自民)
ありがとうございます。
その歳出改革というところで、恐れ入りますが、鈴木公述人と清水公述人に一言ずつ御意見をいただきたいと存じます。
立憲民主党さんの予算案、ちょっと言及させていただいて大変恐縮なんですが、歳出改革のチームを七十人規模でおつくりになった、徹底的に調べた、これは本当に敬意を表させていただきたいと存じます。
ただ、やはり与党にいますと、なかなか言うはやすし行うは難しの部分、非常にある中で、歳出改革は痛みを伴う。ただ、それをどうやって説明し、そして、本当に地に足が、実行力のあるものにしていかねばならない、これがやはり政治の本質だと思います…
この発言のページ
138
安住淳(立憲)
静粛に。
この発言のページ
139
国光あやの(自民)
特に基金の一部活用で財源を捻出する。これは全体で約三兆八千億の予算案、政策実現で計上されている。その対案として、歳出改革で、基金を中心に同じ三兆八千億という財源確保をされていらっしゃいます。
基金というのも、確かに目のつけどころということは私は否定いたしません。ただ、やはり単年度、ワンショットになってしまいがちであるというところが、歳出改革という意味で本当に本物の政治として寄り添うのにサステーナブルなのかということは、令和七年はいいかもしれません、令和八年以降はどうするんでしょうというところを、やはりこれは与野党共に知恵を出し合っていかねばならないとい…
この発言のページ