河村小百合株式会社日本総合研究所調査部主席研究員

2025年2月25日・第217回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 117 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 243 発言)

ちょっと、最初の認識のところで先生と私で意見が違うところがあって。

先生、市場経済の調整弁が賃金と物価だとおっしゃったんですけれども、私は、賃金はどっちかというと結果的についてくるもので、物価だけじゃない、もう一つあると思います、大事なもの。金利です。そこを長年異常な低水準に抑えつけてきた。

しかも、長期金利というのは、中央銀行は短期金利はコントロールが完全にできるんですけれども、長期は普通はできないというか、いろいろな見方が入って反映された上で長期金利が決まってきて、それが調整弁になって市場メカニズムが働いて、健全な産業が残っていって成長力を牽引してという形で賃上げもついてきてというふうになるのが健全な市場メカニズムの姿。だけれども、そこをちょっと軽視してきたのが大分この国にとって問題だったんじゃないか。

為替市場も、もうここも究極的には国が抑え切れないところなんですね、冒頭でも申し上げましたけれども。もう市場参加者が違う見通しを持って固まられたらとてもじゃないけれども勝てない、そういう評価がやっぱりある意味出てきているところがあるわけですから。

ただ、今総裁が替わられて、そんなに全然、為替を無視しますともおっしゃってもいないし、やはりそこはきちんと見ながら、何が、やはり物価へのストレートな影響もありますけれども、それだけじゃないところもあると思いますから、見ながらやっていっていただくのが大事じゃないかと思っております。

前後のやりとり

113の発言を見る

121の発言を見る