石破茂 (自由民主党)内閣総理大臣

2025年6月6日・第217回国会 衆議院 予算委員会 第25号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 62 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 158 発言)

今まで一度だけございました。それは、脳死は人の死であるかという問題でした。私は当選二回かな、もう何十年も前のことでございます。

それは、それぞれの倫理観、死生観に絡む、関わるものでございまして、私自身は、そのときに、脳死は人の死だという立場にどうしても賛同できなかったので、これに賛成しないということを投票で明らかにした覚えがございます。党議拘束を外すというのは、まさしく死生観とか、価値観の根幹に関わるものではないだろうかと思っております。

では、今回の夫婦別氏というものはそうであるのかどうなのかということは、今、あると断言的におっしゃる方もありますが、我が党内にはいろいろな意見がございまして、それは国民政党でございますから、いろいろな立場の方々がおられるのが自由民主党でございます。

おまえは昔これを推進しておったではないかというような御指摘、それはそうです。私は今、自民党総裁でございますので、いろいろな立場の方の御意見というものが最大限に収れんされるように努力をいたしておるところでございます。

あわせまして、私は何でも世論調査が全てだと申し上げるつもりはございませんが、何回世論調査を見ましても、これが三つに分かれている。すなわち、現行制度を維持する、旧姓の通称使用を拡大する、夫婦別氏制度の導入、これがきれいに三つに割れているというのが国民世論でございます。

急ぐのかということをまた世論で問うた場合に、これは時間をかけて審議すべきだという回答が一番多いんですね。それは御覧ください、世論調査を。私は世論調査を調子のいいときだけ使うつもりはございませんが、こういうような意見があるということも踏まえなければなりません。(発言する者あり)

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