階猛 (立憲民主党)

2025年2月21日・第217回国会 衆議院 予算委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 79 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 449 発言)

有識者の人も、今回の百三十万の壁対策に雇用保険料を使うのは目的外使用だということを言っておりますので、是非ここは慎重な検討というか、私は行うべきではないと。むしろ我々の、公費を使う、税金を使った支援という方が真っ当な政策だということを申し上げておきます。

今日は日銀総裁にお越しいただいていますので、話を金融政策に移したいと思います。

最近、長期金利が上昇しております。長期金利が上昇してきた背景には、これまでの日銀の金融政策、行き過ぎた金融緩和を巻き戻しているということが背景にあるかと思うんです。

私、黒田総裁時代に、以前の日銀であれば、長期金利はコントロールできないということを言っていたと思うんですよ、ところが、それを翻して、長期金利をコントロールするイールドカーブコントロールという長ったらしい名前の金融政策手法を導入されました。それによって、無理やり長期の金利をゼロ%近くに抑えてきたわけですね。植田総裁に替わられて、ようやくそれが終わって、金利が上昇してきたわけです。

他方、その結果、金融機関によっては保有している国債に巨額の含み損が発生したり、政府においては、後で述べますけれども、利払いが急速に増えたり、さらに、為替の方も、イールドカーブコントロールの過程で海外との金利差が広がって急速に円安が進んだり、様々な弊害が生じたわけですよ。

原因をつくったイールドカーブコントロール、年末に日銀は過去の金融政策を検証する多角的レビューというのを発表されましたけれども、このイールドカーブコントロールにはほとんど触れられていないんですよ。

私は、このイールドカーブコントロール、長期金利を無理やり低く抑えてきたということが、今の非常に大きな問題につながってきていると思うので、是非ここは反省していただきたいと思うんですが、日銀総裁、いかがですか。

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