森ようすけ (国民民主党)

2025年2月20日・第217回国会 衆議院 予算委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 164 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 261 発言)

御答弁いただき、ありがとうございます。

AIスマート空調でしたり、壁と一体となった太陽光パネルというのはすごく魅力的だと思うので、これをしっかり、国内だけに留めるのではなくて、しっかり海外に移して外貨を稼いでいく、こうした取組を是非期待したいと思います。

あと、スタートアップについては、私自身も、環境省を辞めた後、会社を立ち上げてスタートアップをした経験がございますので、しっかり力を入れて共に取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

次に、ネイチャーポジティブについて取り上げたいと思います。

これはGXと比べるとまだまだ認知が広がっていないんですけれども、生物多様性の損失をストップさせて自然を回復軌道に乗せること、これがネイチャーポジティブと言われています。このネイチャーポジティブに企業が取り組むことが新たな付加価値として評価される動きが、世界の国で、日本でも広がっているところでございます。

日本は山と海に囲まれて自然資本が豊かですので、先行しているカーボンニュートラル、サーキュラーエコノミーに追随するような大きなビジネスポテンシャルがこのネイチャーポジティブにはあるのではないかというふうに考えております。

企業サイドの動きとしては、TNFD、自然関連財務情報開示タスクフォース、こういう動きがございまして、日本の加盟企業は百三十社を超えていて、世界にも率先した取組が企業において進んでいるところでございます。国としても、こうした生物多様性、ネイチャーポジティブに関する予算事業を含めて、是非後押しをしていただきたいと思います。

ちょっと質問を一つ飛ばさせていただきまして、このネイチャーポジティブ経営は、リスクへの対応と機会を捉えた事業開発、この二つの側面があるところでございます。

要すれば、守りと攻めがあるわけなんですけれども、守りのリスク対応については、経済活動は自然資本に依存しているわけなので、こうした自然資本が失われることによって、経済活動が損なわれてしまう。例えば、飲料メーカーにとっての水資源というのが一番分かりやすいと思うんですけれども、この自然資本を損なうことは企業経営にとってマイナスに働くので、リスクへの対応として、自社でしっかり保全に取り組むことであったり、自然が損なわれるリスクに対応した代替手段を日頃から考えておく、戦略として持っていくということがこの守り、リスクへの対応でございます。

ただ、成長戦略としては、攻めの取組を進めることが重要だと考えております。ネイチャーポジティブは、生物多様性のCOPであったりとか、国際的に、世界全体で取り組まれるものなので、やはりカーボンニュートラルと同じように、国際的なニーズが約束されたマーケットだと思うので、こうした分野に攻めで取り組んでいきたいと思っております。ただ一方で、国内における事例は、守り、リスクへの対応に比較的偏っているのかなと現状は思っているところでございます。

そこで、大臣に御質問ですけれども、新たな機会を捉えた事業開拓の事例として、具体的にどういったものがあるんでしょうか。また、海外展開も含めた成長産業をネイチャーポジティブでつくっていくために、是非先駆的な後押しをお願いしたいんですけれども、大臣の御見解をお伺いします。

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