岩屋毅 (自由民主党)外務大臣

2025年2月6日・第217回国会 衆議院 予算委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 169 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 502 発言)

この核禁条約へのオブザーバー参加については、委員御指摘のとおり、現在、検証を行いつつ、熟慮をしているところでございます。

二〇二二年六月、また二〇二三年十一月、二回締約国会合が開催されておりますが、いわゆる核の傘の下にある国々の参加は、第一回目が五か国、第二回目が四か国でございました。

それらの国々についてごく一部申し上げますと、例えば、オランダは、第一回会合の後、外務大臣から下院議長に宛てて、今回の参加経験に照らして、オブザーバーとして更に参加することには意味がないと結論づけると述べる書簡を提出し、第二回目の締約国会合には参加しなかったという事例がございます。

また、スウェーデンとフィンランドは、NATOへの加盟を申請した直後に行われた第一回会合にはオブザーバー参加をしておりますが、フィンランドのNATO加盟が認められた後の第二回会合には、いずれも参加をしておりません。

今、こうした国々がどのような経緯で参加に至ったのか、また参加を取りやめたのか、各国の内政及び外交、安全保障上の課題、さらには、これらの国々と同盟国との関係など、公開情報だけではなくて、各国政府からの情報収集により把握に努めているところでございます。

政府としては、オブザーバー参加の是非について、こういった事実関係に加えまして、我が国の安全保障にいかなる影響があるか、あるいは、唯一の被爆国として、核軍縮において実質的な進展を得るためにはいかなる取組が真に効果的なのかという点を熟慮した上で、対応について判断をしていきたいと考えております。

前後のやりとり

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