吉川里奈 (参政党)

2025年5月21日・第217回国会 衆議院 法務委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 175 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 203 発言)

譲渡担保の実態として、太陽光発電設備及び売電債権が一番多く、半数を占めているということです。制度の効果については、これだけを切り取っては分からないということです。ですが、これだけ特定分野に偏って利用されている実態があるのだからこそ、経済効果を評価しないというのは、私はずさんだと思います。

実態調査も、これは二〇二三年で止まっていると伺いました。法制化を行うことで資金調達をしやすくするのであれば、引き続き動向を追って、経済効果を検証していただきたいと思います。

私たちは、行き過ぎた再エネ事業に慎重な立場を取っています。再エネ賦課金による国民負担、出力の不安定性、化石燃料削減効果の限界、電力余剰による出力抑制など、現実的な課題が山積しています。加えて、FIT制度の見直しに伴う事業縮小、関連企業の倒産増、そして産業廃棄物の処理といった将来的課題も無視できません。

今回の法制化が特定の事業を、業種を対象としたものではないことは承知しておりますが、譲渡担保の多くが太陽光発電関連融資に偏っているということは事実であり、この傾向は今後も慎重に注視すべき重要な視点であると考えます。

営業資産を担保にする譲渡担保の仕組みは企業の支配につながるおそれが指摘されており、今回の法改正が外資ファンドによる日本企業の買収に利用されることはないのかという懸念があります。

経営難の企業が過剰担保や厳しい条件等を課せられ返済不能となった場合に、担保権を実行し、日本の企業の事業再生の機会を不当に奪われるような実態が生じるおそれはないのか、大臣の御見解を伺います。

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