お答えいたします。
今委員の方から、とりわけ判事補に関する数についての御指摘、御懸念をいただいたところでございます。
採用数、あるいは行政官庁等への勤務等による出入りが常にありまして、それは常に同じ数というわけではございません。欠員が全くないとなりますと、人事上、問題が生ずるということもあり得ることも考えますと、ある程度の欠員を抱えておく必要はあるということはあるものの、判事補について相当数の欠員が生じているということは、私どもも認識しているところでございます。
裁判所といたしましては、裁判官にふさわしい資質、能力を備えている者に任官してほしいと考えているところではございますけれども、判事補の給源となる司法修習終了者の人数が減少してきたことに加えまして、弁護士として活躍する分野が広がっているだけではなく、大都市志向の強まりや、配偶者が有職であることの一般化に伴って転勤への不安を持つ司法修習生が増えていることなどが理由となりまして、新任判事補の採用数が伸び悩んでいたところでございます。
その対策といたしましては、これまでも、実務修習の指導担当裁判官や司法研修所教官から、司法修習生に対して、裁判官のやりがいや魅力、異動、転勤ですね、の希望や負担にはできる限り配慮していくことを伝えるなどしてきたほか、若手裁判官にその仕事内容や司法修習生へのメッセージを話してもらう企画を実施するなど、裁判官の仕事の実情とその魅力が司法修習生に伝わるよう取り組んできているところでございます。
近年の判事補任官者数は、令和三年に任官した七十三期は六十六人ということでございましたけれども、その後任官した七十四期は七十三人、七十五期は七十六人、七十六期は八十一人と増加してきているところでございます。
引き続き、裁判官にふさわしい人に任官してもらえるよう努めてまいりたいと考えております。
108篠篠田奈保子(立憲)
是非御検討ください。通訳さんが弁護人と同行して一緒に行けなくて、また、違う場所にあるという可能性もありますので、そういったところも是非オンラインを利用できるようにしていただきたいと思います。
次に、話題は変わりまして、刑事デジタル化法においては、電磁的記録提供命令の議論などで、裁判官がしっかりと令状で対象を限定して審査をするから問題がないというような答弁が繰り返しなされております。確かに、しっかりとした令状によるチェックが行われていればそうなのですけれども、現状において果たしてそうなのかという疑問が、実務に携わってきた私にはございます。
現状において…
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109平平城文啓最高裁判所事務総局刑事局長
お答えいたします。
令和五年度における令状の発付件数は四十六万二千七百九十一件、却下件数は五千六百四十四件でございます。
準抗告の申立て件数は一万五千二百二十二件でございまして、準抗告の申立てを認容した件数、すなわち原裁判を取消し又は変更した件数でございますが、これは二千七百六十件であると把握しております。
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110篠篠田奈保子(立憲)
年間四十六万件の令状が出ていて、却下されたのが五千件。これが適切と見るのかそうではないのか、いろいろ議論があるところだとは思いますけれども、しっかりとした令状の審査、そして発付がなされていると願いたいところです。
また、準抗告についても、四十六万件の令状の発付がある中でのその準抗告の数ということで、しっかりとしたチェックが本当に現場でなされているのかなというところを危惧するところでございます。
これに関連して、やはり裁判所の質の確保ということが大変大切だなというふうに思うんですが、この委員会でも再三指摘をされております裁判官のなり手不足の問題です。
…
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- (上の発言)
111小小野寺真也最高裁判所事務総局総務局長
お答えいたします。
今委員の方から、とりわけ判事補に関する数についての御指摘、御懸念をいただいたところでございます。
採用数、あるいは行政官庁等への勤務等による出入りが常にありまして、それは常に同じ数というわけではございません。欠員が全くないとなりますと、人事上、問題が生ずるということもあり得ることも考えますと、ある程度の欠員を抱えておく必要はあるということはあるものの、判事補について相当数の欠員が生じているということは、私どもも認識しているところでございます。
裁判所といたしましては、裁判官にふさわしい資質、能力を備えている者に任官してほしいと考えているところではございますけれども、判事補の給源となる司法修習終了者の人数が減少してきたことに加えまして、弁護士として活躍する分野が広がっているだけではなく、大都市志向の強まりや、配偶者が有職であることの一般化に伴って転勤への不安を持つ司法修習生が増えていることなどが理由となりまして、新任判事補の採用数が伸び悩んでいたところでございます。
その対策といたしましては、これまでも、実務修習の指導担当裁判官や司法研修所教官から、司法修習生に対して、裁判官のやりがいや魅力、異動、転勤ですね、の希望や負担にはできる限り配慮していくことを伝えるなどしてきたほか、若手裁判官にその仕事内容や司法修習生へのメッセージを話してもらう企画を実施するなど、裁判官の仕事の実情とその魅力が司法修習生に伝わるよう取り組んできているところでございます。
近年の判事補任官者数は、令和三年に任官した七十三期は六十六人ということでございましたけれども、その後任官した七十四期は七十三人、七十五期は七十六人、七十六期は八十一人と増加してきているところでございます。
引き続き、裁判官にふさわしい人に任官してもらえるよう努めてまいりたいと考えております。
112篠篠田奈保子(立憲)
御答弁ありがとうございました。
根本的な解決には、私は、なかなかその方策だけでは結びつかないのかなと思いますので、是非是非、全国に多くいる弁護士から弁護士任官を募る、それも転勤がなかなか難しいのであれば、高裁管内に限定して弁護士任官を募るなどの新たな方策を講じていただければと思います。
済みません、最後に残された時間で、度々聞いておりますいわゆる離婚後共同親権制度について、QアンドAの解説資料の作成状況をお聞かせいただければというふうに思います。
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113竹竹内努法務省民事局長
お答えいたします。
委員御指摘のQアンドA形式での解説資料につきましては、本年一月二十一日に開催をされました関係府省庁等連絡会議幹事会の第二回会議において意見交換を行いまして、関係府省庁等の意見も踏まえて更に検討を進めているところでございます。
具体的には、法務省において作成した民法に関する問い立ての案につきまして、その相当性や追加すべき問いの有無等について意見交換を行いまして、関係府省庁等連絡会議に参加している各省において、必要な問い立ても含め、関係機関とも協議しているものと承知をしております。また、法務省におきましても、関係団体等と個別に協議を行…
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114篠篠田奈保子(立憲)
施行までもうあと一年しかないんですね。様々な教育現場、学校現場、そして自治体の現場からも、早くその運用の指針のQアンドAを出してほしい、議論させてほしい、勉強会をさせてほしいという話が出てきていますので、是非迅速に御対応いただくように最後にお願いを申し上げまして、私の質疑を終わらせていただきます。
ありがとうございました。
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