小野寺真也最高裁判所事務総局総務局長

2025年4月16日・第217回国会 衆議院 法務委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 111 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 256 発言)

お答えいたします。

今委員の方から、とりわけ判事補に関する数についての御指摘、御懸念をいただいたところでございます。

採用数、あるいは行政官庁等への勤務等による出入りが常にありまして、それは常に同じ数というわけではございません。欠員が全くないとなりますと、人事上、問題が生ずるということもあり得ることも考えますと、ある程度の欠員を抱えておく必要はあるということはあるものの、判事補について相当数の欠員が生じているということは、私どもも認識しているところでございます。

裁判所といたしましては、裁判官にふさわしい資質、能力を備えている者に任官してほしいと考えているところではございますけれども、判事補の給源となる司法修習終了者の人数が減少してきたことに加えまして、弁護士として活躍する分野が広がっているだけではなく、大都市志向の強まりや、配偶者が有職であることの一般化に伴って転勤への不安を持つ司法修習生が増えていることなどが理由となりまして、新任判事補の採用数が伸び悩んでいたところでございます。

その対策といたしましては、これまでも、実務修習の指導担当裁判官や司法研修所教官から、司法修習生に対して、裁判官のやりがいや魅力、異動、転勤ですね、の希望や負担にはできる限り配慮していくことを伝えるなどしてきたほか、若手裁判官にその仕事内容や司法修習生へのメッセージを話してもらう企画を実施するなど、裁判官の仕事の実情とその魅力が司法修習生に伝わるよう取り組んできているところでございます。

近年の判事補任官者数は、令和三年に任官した七十三期は六十六人ということでございましたけれども、その後任官した七十四期は七十三人、七十五期は七十六人、七十六期は八十一人と増加してきているところでございます。

引き続き、裁判官にふさわしい人に任官してもらえるよう努めてまいりたいと考えております。

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