坂口唯彦日本弁護士連合会前副会長

2025年4月4日・第217回国会 衆議院 法務委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 36 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 148 発言)

ありがとうございます。

今日資料でおつけした、二十四の六というところに、北海道における遠距離接見の例というのを紹介させていただいております。是非御覧いただきたいんですけれども、稚内で逮捕された被疑者に接見するために旭川の弁護士が向かうということになりますと、車で片道四、五時間かかります。ここには高速道路も全てつながっているわけではございません。大変不幸なことですけれども、実際に高速道路の移動中の交通事故、刑事事件の関係でお亡くなりになった北海道の弁護士がかつていらっしゃいました。

もう一つ言えることは、二十四の六にございますとおり、全国的に今、拘置支所の廃止の動きが進んでおります。これは北海道に限らず全国で、拘置支所、あるいは、昨日の朝日新聞の報道によりますと、女性の留置場が集約されているという報道もございました。

そのように、被告人、被疑者と弁護人との距離が、実質的にもそれから実際にもアクセスが本当に遠くなり、困難となっているということでございます。これをしっかり、御質問いただいた証拠の書類の授受という点も含めて、きちっと被疑者、被告人と弁護人とのアクセスというものを、この刑事デジタル化の流れに合わせて、両輪として進めていかなければならないということを本当に強く思います。

篠田議員からも力強い御発言をいただいておりますけれども、日弁連としても、しっかりこの権利の法制化に向けた最低限のことはきちっと立法府で決めていただきたいというのが強い願いでございます。

ありがとうございます。

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