御質問ありがとうございます。
先ほど戸ヶ崎参考人がおっしゃっていたように、これは非常に複数の要因が混在しているのだろうというふうに考えております。
これはあくまでも私が現場で経験して、一つの要因だと思いますけれども、新卒で様々な社会経験を積まずに例えば学校に入って担任になった場合、非常に大きな課題となるのは、一つは、保護者との関係づくりなのかなというふうに思います。もう一つは、児童生徒との関係づくり、その中で、例えば授業がうまくいかないなんということも非常に大きな要因になっているのではないかというふうに考えております。
私が、約三十年前なんですけれども、教員になったときは、中学校の教員として採用されました。そのときには、一年間、副担任として学年に所属し、学年の様々な仕事をサポートしながら教科担任を行うというような仕事をさせていただきました。その中で、私は、先輩方にお願いをして、様々なクラスに入れていただいて、その先輩方の授業を見せていただく、子供たちへの接し方を見せていただく、時には、集まって先輩方が保護者に対応していた話なんかを聞かせていただく、そういった期間が一年間ございました。ですので、その中で、私の中で担任像というのが何となくでき上がってくる、自分でこうやっていきたいというものができ上がってきたように記憶をしています。
ですから、やはり、今、私の地元でも、学校で二人ほど若い先生が辞めたなんという話も聞いて非常に心を痛めています。そういった、特に新卒の若い教師の方には、今回行われているような教科担任制の拡大なんというふうに定数を増やしていただいて、できれば担任を外していただくなんということも一つ必要なのかなというふうに考えております。
また、先ほども話が出ましたけれども、学校間の同僚同士のつながりというのも非常に重要だというふうに私も思っておりますので、ここに、文部科学省の方で進めていただいている主務教諭の設置をすることにより、この主務教諭が核となってリーダー性を発揮して、そういったサポートをできるのではないかというふうに考えております。
以上です。
52
西岡義高(国民)
ありがとうございました。本当に貴重なお話、ありがとうございます。
最後に、それぞれ皆様にお伺いしたいと思います。
採用から一年未満で辞めた新任教諭が過去最多の七百八十八人、そのうちの約三四%、二百六十九人が精神疾患ということでした。全体の精神疾患による休職者数も三年連続で過去最多という状況なんですけれども、特に、採用されて間もない段階で精神疾患まで追い詰められてしまう、その原因と、この課題に対してどのように解決していくべきか、お考えをお聞かせいただければと思います。
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53戸戸ヶ崎勤戸田市教育委員会教育長
ありがとうございます。
大変難しい問題で、なかなか考え方はまとまらないんですけれども、いろいろ自分自身が行政の立場、学校のときの立場で見ていた状況でありますと、大学を出てすぐに教壇に立つということのプレッシャーというのは相当なものがあるんだろうなということを、いかにして学校の側がチームとなってそれぞれの学校で受け止めてあげるかということができる場合とできていない場合で大分変わってくるんだろうなというふうには思っています。
以前であれば、大学出たてで、もう一人前の教員なんだからということで、すぐに担任をさせたりだとか普通の校務分掌を持たせたりというよう…
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54梶梶原貴日本教職員組合中央執行委員長
御質問ありがとうございます。
二点触れさせていただきますけれども、一点目は、昨年度私どもが中教審や文科省に提出させていただいた七万筆の署名の中に、いわゆる若年層の教職員への負担軽減という項目が含まれております。今もありましたけれども、新採用の者には学級担任を持たせないとか、又はサポート体制をしっかりするとか、新採用の人が、長く、いわゆる定年までしっかり勤めてもらえるような、そういう仕組みが大切だというふうに思っています。
そのためには、やはり、辞めていく方の中には、長時間労働で、一年、二年だったら我慢できるけれども、これが一生続くとなると、とてもじゃ…
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- (上の発言)
55渡渡辺陽平全日本教職員連盟委員長
御質問ありがとうございます。
先ほど戸ヶ崎参考人がおっしゃっていたように、これは非常に複数の要因が混在しているのだろうというふうに考えております。
これはあくまでも私が現場で経験して、一つの要因だと思いますけれども、新卒で様々な社会経験を積まずに例えば学校に入って担任になった場合、非常に大きな課題となるのは、一つは、保護者との関係づくりなのかなというふうに思います。もう一つは、児童生徒との関係づくり、その中で、例えば授業がうまくいかないなんということも非常に大きな要因になっているのではないかというふうに考えております。
私が、約三十年前なんですけれども、教員になったときは、中学校の教員として採用されました。そのときには、一年間、副担任として学年に所属し、学年の様々な仕事をサポートしながら教科担任を行うというような仕事をさせていただきました。その中で、私は、先輩方にお願いをして、様々なクラスに入れていただいて、その先輩方の授業を見せていただく、子供たちへの接し方を見せていただく、時には、集まって先輩方が保護者に対応していた話なんかを聞かせていただく、そういった期間が一年間ございました。ですので、その中で、私の中で担任像というのが何となくでき上がってくる、自分でこうやっていきたいというものができ上がってきたように記憶をしています。
ですから、やはり、今、私の地元でも、学校で二人ほど若い先生が辞めたなんという話も聞いて非常に心を痛めています。そういった、特に新卒の若い教師の方には、今回行われているような教科担任制の拡大なんというふうに定数を増やしていただいて、できれば担任を外していただくなんということも一つ必要なのかなというふうに考えております。
また、先ほども話が出ましたけれども、学校間の同僚同士のつながりというのも非常に重要だというふうに私も思っておりますので、ここに、文部科学省の方で進めていただいている主務教諭の設置をすることにより、この主務教諭が核となってリーダー性を発揮して、そういったサポートをできるのではないかというふうに考えております。
以上です。
56高高橋哲大阪大学大学院人間科学研究科准教授
御質問ありがとうございます。
新任教員が、一年たって、あるいは一年待たずに辞めていくという状況、本当に私は深刻だというふうに思っております。私自身、前職が教員養成学部で勤めていたこともあって、同様の新任教員の苦境というのをいろいろなところで聞いております。
その上で、同じようにアメリカでも教員不足があって、新任教員が得られないというときに、待遇を上げるだけではなくて、これをどう支えるかということが議論されてきました。必ず教員の指導教員というのをメンター教員としてつけるという形や、あるいは、すごくベテランの教員とともに一年間を過ごして教職を学ぶというレ…
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57
西岡義高(国民)
ありがとうございました。
時間になりましたので終わります。本日はありがとうございました。
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58
中村裕之(自民)
次に、浮島智子君。
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