深水秀介農林水産省大臣官房統計部長

2025年3月12日・第217回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 79 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 212 発言)

お答えいたします。

全国の主食用米の収穫量につきましては、無作為に選定をいたしました全国八千筆の調査圃場におきまして、実際に一つの圃場ごとに三か所の稲を刈り取りまして算出した玄米の収量を基に各都道府県の十アール当たり収量を決定し、この収量に主食用米の各都道府県の作付面積を掛けて算出するという方法で算出しております。

収穫量調査につきましては、基準といたしまして、主食用に供給される可能性のある玄米の全量を把握するということを目的として実施をしておりまして、このため、一・七ミリ以上のふるい目幅を使用し、かつ農産物検査で規格外に該当しない一等から三等までの玄米を収穫量の基準としております。

統計調査でございますので、公表値は平均値ということでございまして、調査結果でもこれより取れていない農業者の方、あるいは取れている農業者の方がおられるということは把握しておりますけれども、このような収穫量の対象が農産物検査で三等相当までであること、それからふるい目幅が一・七ミリ以上の玄米としていること、こうしたことから、農業者の方々の中には、議員からの御指摘のとおり、自分が使用しているふるい目で選別した収量はそれよりも少ない、あるいは、品質向上を目指して色彩選別機で選別された収量は公表値よりも少ないと感じていらっしゃる方が一定程度いらっしゃるというふうに認識しておりまして、ここがその肌感覚との違いというところかと存じます。

ただ、この選別ではじかれた玄米につきましては、米穀事業者等の手によりまして再選別されまして、主食用に実際に供給されるということに回っていくものでございますので、本調査においては把握が必要と考えております。

ただ、御指摘のとおり、ギャップを感じている方々も相当程度いらっしゃいますので、どういうことがギャップの原因となるのかなどにつきまして、機会あるごとに、農業者の方々等と意見交換を行い、丁寧な周知と理解の醸成に努めてまいりたいと考えております。

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