木原晋一資源エネルギー庁長官官房資源エネルギー政策統括調整官

2025年5月30日・第217回国会 衆議院 内閣委員会 第25号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 41 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 99 発言)

お答え申し上げます。

洋上風力発電の導入に当たりましては、委員御指摘のとおり、特定の国に過度に依存することなく、国内に強靱なサプライチェーンを構築し、産業競争力の強化を図ることが重要だと考えております。

このため、再エネ海域利用法に基づく洋上風力発電については、発電事業者の選定プロセスにおいて、国内における製造等が考慮されたサプライチェーン形成計画を高く評価することとしております。具体的には、故障時の運転停止による影響が大きい部品等について、その製造、保管拠点や代替調達先を確認した上で評価を行っているところでございます。

こうした評価基準等により、これまで十の促進区域を対象に公募を実施してきたところですが、結果として、全ての区域について、事業者から中国製の風車メーカーを採用した計画は一つも提案されていないと承知しております。

一方で、委員御指摘のとおり、国内に大型風車の本体を製造できるメーカーが存在しないということは事実でございます。将来的に風車本体を国産化していくことは、産業競争力強化の観点からも重要でございます。このため、まずは技術者を確保、育成し、次に設計、製造に係る技術開発を進め、その上で発電機といった主要製品の生産体制を構築するなど、段階的に進めていく必要があると考えております。その際に海外の知見も積極的に取り入れることが重要でございます。

また、それらを担う事業主体も必要であることから、産業界の協調体制である浮体式洋上風力技術研究組合、通称FLOWRAと呼んでおりますが、これにおいて、発電事業者や学識、有識者がメーカーとの連携も視野に入れて国産風車の実現に向けた検討を進めていると承知しております。

経済産業省としても、こうした企業の意欲的な取組や企業間の連携を支援していくことで、国産風車の実現を目指してまいりたいと考えております。

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