ありがとうございます。私も事前にちょっと調べてみると、三十代が〇・八%の離職率、四十代が〇・四%ということでありますから、いかに三十歳未満が高い数字かということが分かるかと思います。
次に、警察学校の離職状況について、初任科生と言われる方々の状況をお伺いしたいと思います。
大卒は短期課程ということで六か月、大卒以外は長期課程、十か月で実務や法律を学ぶということで。「教場」というドラマ、御覧になった方がいらっしゃるかもしれません。原作者は山形出身の方でありまして、この「教場」で、有名な方が主役を務められて、過酷な環境下における様々な人間模様に触れる機会になった方も少なくないと思いますけれども。
一部報道によると、千葉県警警察学校において、昨年四月に入校した、長期課程、これは高卒ですかね、の初任科生百五十二人のうち、実際に卒業されたのは九十七人。一方で、短期課程そして一般職員の方はほとんど卒業に至ったということでありますけれども。さらに、昨年一月においても、長期課程百六十七人のうち卒業は百九名にとどまって、三分の一近くが途中で辞退をしているという状況があります。
ここで、退職理由の約六三%が組織になじめない、組織と学生の間の採用前と採用後のミスマッチが一つの要因だと警察の方でも分析されているようでありますけれども、例えば、警察学校に入ってからの生活のルール、髪型とか、今、若い方はスマホを常に持っているというところもあります、こういったスマホの持込みであったり使用状況、住環境の改善、こちらは個室化などの改善も必要かもしれません。
この生活部分での考え方や、採用前から警察学校を体感できるような仕組み、取組など、採用活動とリンクするような展開を実施していくことも重要と考えますが、各都道府県警察学校の取組内容や警察庁としての考え方についてお伺いしたいと思います。
117森森元良幸警察庁長官官房長
お答えします。
過去十年間の警察官採用試験の受験者数を見ますと、平成二十六年度は全国で約十万人であったのに対し、令和五年度は約五万人と大きく減少しております。
受験者数を合格者数で割った競争倍率でございますが、平成二十六年度は約六・二倍であったのに対し、令和五年度は約四・四倍と、こちらも減少をしております。令和五年度における大卒、高卒別の競争倍率は、大卒が約四・〇倍、高卒が約四・八倍でございました。
また、最終合格後の辞退者数を最終合格者数で割った辞退率でございますが、平成二十六年度は約二五%であったのに対し、令和五年度は約三三%と増加をしておると…
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118
菊池大二郎(国民)
私は、大変驚きの数字だなと思っております。この十年間で受験者数が十万人から約五万人と半分に減っている。そしてまた、採用倍率ももちろん減っている中で、辞退率、辞退者数ですね、分母が減っている中で、更にやめていっている方がいらっしゃる。これが、恐らくここ五年ぐらい、平均で見ても三割を超えるというような数字になっているんだろうというふうに思います。そしてまた、警察庁が出している通達内容を見ると、辞退者の中では特に大卒区分者や成績上位者の割合が高い状況が見られるというような考察もされているようです。
そこで、今度はちょっと年代を特定してお伺いしたいと思います。…
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119森森元良幸警察庁長官官房長
お答えします。
令和五年度中の自己都合等による退職者数を令和五年四月一日時点の警察官の現在員で割った離職率で見てみますと、全体では約二・一%でございましたが、年代別で、三十歳未満については約三・八%と、全体と比べて高い状況にございます。
ちなみに、令和五年度の三十歳未満の男女別の離職率を更に見ますと、男性が約三・五%、女性が約四・九%でありまして、女性職員の離職率の方が高いという状況でございました。
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- (上の発言)
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菊池大二郎(国民)
ありがとうございます。私も事前にちょっと調べてみると、三十代が〇・八%の離職率、四十代が〇・四%ということでありますから、いかに三十歳未満が高い数字かということが分かるかと思います。
次に、警察学校の離職状況について、初任科生と言われる方々の状況をお伺いしたいと思います。
大卒は短期課程ということで六か月、大卒以外は長期課程、十か月で実務や法律を学ぶということで。「教場」というドラマ、御覧になった方がいらっしゃるかもしれません。原作者は山形出身の方でありまして、この「教場」で、有名な方が主役を務められて、過酷な環境下における様々な人間模様に触れる機会になった方も少なくないと思いますけれども。
一部報道によると、千葉県警警察学校において、昨年四月に入校した、長期課程、これは高卒ですかね、の初任科生百五十二人のうち、実際に卒業されたのは九十七人。一方で、短期課程そして一般職員の方はほとんど卒業に至ったということでありますけれども。さらに、昨年一月においても、長期課程百六十七人のうち卒業は百九名にとどまって、三分の一近くが途中で辞退をしているという状況があります。
ここで、退職理由の約六三%が組織になじめない、組織と学生の間の採用前と採用後のミスマッチが一つの要因だと警察の方でも分析されているようでありますけれども、例えば、警察学校に入ってからの生活のルール、髪型とか、今、若い方はスマホを常に持っているというところもあります、こういったスマホの持込みであったり使用状況、住環境の改善、こちらは個室化などの改善も必要かもしれません。
この生活部分での考え方や、採用前から警察学校を体感できるような仕組み、取組など、採用活動とリンクするような展開を実施していくことも重要と考えますが、各都道府県警察学校の取組内容や警察庁としての考え方についてお伺いしたいと思います。
121森森元良幸警察庁長官官房長
優秀な人材を組織に定着させ、育成していくため、例えば、採用予定者の入校前の不安を払拭するための取組、入校中の初任科生のサポート体制の確立といった取組のほか、警察学校の規律やルールなどについても必要に応じて見直しを行っているところでございます。
例えば、入校前の採用予定者を集めまして、模擬授業を行ったり若手警察官と座談会を行ってミスマッチを解消しようという取組でありますとか、初任科生に対しましては、保健師あるいは心理専門士、心理専門家などによる相談窓口を設けたり、先輩警察官が支援員になって初任科生を支援するといった取組もございます。また、髪型やスマホの使…
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菊池大二郎(国民)
警察官、人材を確保しなければいけないという命題がある一方で、しっかり警察官の質を担保していかなければいけないというところも非常に難しい課題だなというふうに思っております。
先ほど警察官の採用状況で触れた際に、いわゆる警察官Aという試験に該当するような大卒の方々がやめられている傾向が全体としてあるのではないかという一方で、警察学校においては、ひょっとしたら、警察官Bに該当する高卒の方が、一部、学校によってはおやめになっている方がいらっしゃるのかなという、その局面で、非常にこの傾向が複雑化しているというか様々な顔を持っているというところも一つずつ検証してい…
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坂井学(自民)国家公安委員会委員長・内閣府特命担当大臣(防災・海洋政策)
私も、警察の、国家公安委員長の職に就いて、いろいろと採用の現状を聞かせていただいたときに、大変な危機感を持った一人でございます。
ですから、そのときに、どんなことをやっているんだというお話も聞かせていただきました。公務員試験対策が不要な、SPI試験というのがあるそうで、これを導入するといったような採用試験の改善であるとか、経験者の採用の導入等々、採用方法も多様化するとか、あと、SNSも効果的に活用し、広く若年層に対し積極的に警察官の魅力を発信する広報活動の強化をやっています、こういうことでございましたが、やはりおっしゃるように、若い方々は、働く環境がし…
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