梶田隆章東京大学卓越教授/元日本学術会議会長(第25期)

2025年5月7日・第217回国会 衆議院 内閣委員会 第18号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 31 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 200 発言)

御質問ありがとうございます。

本日お話ししたとおりですけれども、まず、ナショナルアカデミーの五要件のうち、法案を見る限り、少なくとも、活動面での政府からの独立、それから会員選考における自主性、独立性ということについては明らかに大きな懸念を持っております。

まず、活動面での政府からの独立ということについて言いますと、政府から幾重にも監視、管理、あるいは助言という形になっておりますが、そういう意見を聞きながらの活動を求められるということで、それで本当にナショナルアカデミーとしての独立した活動ができるのかということは懸念を持ちます。

それから、会員選考につきましても、まず、新しい法人となったときに特別な選考方式を求めていて、基本的にそもそもコオプテーションではないというふうに理解しておりますので、そのような会員選考方式に対しては深い懸念を持っております。

また、通常時につきましても、会員選定委員会が助言、それは選考方針のみならず、会員選考にまで意見を述べることができるとされている点につきまして、やはりそのような会員選定委員会の方々の意見に左右されるような、そういう会員選考にならないのかということについて懸念を持っております。

前後のやりとり

27の発言を見る

35の発言を見る