もう時間がなくなってきたので、最後に大臣にお聞きしたいんですけれども。
まず、今回の法律、やはり一番今までと違って、この法律の特徴としては、法律自体がアジャイルに対応できるというところだと思います。そうじゃないと、多分、私がデジタル社会推進本部で経験しているように、余りにも変化が激しいので、そういうものに柔軟に対応できるための法律というのは、恐らくこれからは、テクノロジー関連の法律は同じような形になっていくと思います。ですから、柔軟なアプローチを、ハードロー、ソフトローを組み合わせてやっていくということだと思うんです。
AIに関して、私自身も使わない日がない中で、まず一つ、これは本当に、自分の能力が高まっているのか退化しているのかがやや不安になります。ポジティブに言えば、自分の能力が拡張されたようにいろいろな仕事ができる反面、では、AIを取り上げられちゃったら私はどうなるんだろう、つまり、AI依存人間が増えてしまうという懸念が一つあります。
そして、今はそういうツールとして使っているんですけれども、恐らく、余りにもAIが情報を学習して人間以上の働きをするようになったときに、意思決定の中にAIの判断というものが物すごく大きな比重を占める可能性があるんですね。そこが私は怖いと思っているんです。つまり、意思決定に関してはあくまでも人間がコントロールしなきゃいけないんだけれども、日々使って、それが当たり前になってしまうと、ついついそこに意思決定を委ねたかのような結果になるのではないかと思うんです。
これが、私は、これからAIを社会実装する上で非常に大きな問題だと思うんですが、アジャイルな対応と、責任あるAIの意思決定等について、大臣のお考えをお聞かせください。
11
岸信千世(自民)デジタル大臣政務官・内閣府大臣政務官
平井先生には、いつもデジタル社会推進本部等で大変御指導いただき、ありがとうございます。
今、ガバメントAIの御質問をいただきました。
まず、我が国においては人口減少という喫緊の課題に直面をしております。今後も行政サービスの質の維持向上を図るためには、政府において、デジタル技術、そしてAIの実装、これによる業務の効率化を図ることは極めて重要な課題だと考えております。また、社会全体でAI導入を進めるためには、政府自らが積極的にAIを利活用することが何より重要であるものと認識をしております。
このため、デジタル庁では、AIの利活用による画期的なアイデア、…
この発言のページ
12
平井卓也(自民)
是非、デジタル庁は率先して責任あるAIを使えるような環境を整えるべきだと思うし、今も実際、地方自治体もAIをほとんど使っているんです。ただ、部分的に使っていて、私から見ると、本格的にAIの機能を発揮させているかどうかというところには疑問があります。
AIは、さっき言ったように、ガバナンスとかセキュリティーとかが非常に難しい面もあるので、ここはデジタル庁が自らやはり整理していく必要があるし、恐らく、開発環境、つまりアプリケーションなんかを、今のAIを使っちゃうとあっという間にできちゃうんですね。そういう機能をうまく利用すれば、例えば、地方自治体とかいろい…
この発言のページ
13
岸信千世(自民)デジタル大臣政務官・内閣府大臣政務官
まさに先生の御指摘、デジタル庁としても使命感を持って取り組んでいきたいと思っております。
また、我が国においては、豊かな生活、産業競争力の強化、ロボティクス等々も含めた、これを実現するためには、AIの活用、またデータの利活用が必須だと考えております。そこには、やはり信頼性のある、そして正確なデータをどう取り扱っていくか、こういった観点、さらに、量、質、こういったものを考える必要があると考えております。
ただ一方で、データの利活用はまだこれまで十分に行われていないという現状を踏まえ、まずはデータの利活用をしっかりと加速をしていく。さらには、個人及び企業…
この発言のページ
- (上の発言)
14
平井卓也(自民)
もう時間がなくなってきたので、最後に大臣にお聞きしたいんですけれども。
まず、今回の法律、やはり一番今までと違って、この法律の特徴としては、法律自体がアジャイルに対応できるというところだと思います。そうじゃないと、多分、私がデジタル社会推進本部で経験しているように、余りにも変化が激しいので、そういうものに柔軟に対応できるための法律というのは、恐らくこれからは、テクノロジー関連の法律は同じような形になっていくと思います。ですから、柔軟なアプローチを、ハードロー、ソフトローを組み合わせてやっていくということだと思うんです。
AIに関して、私自身も使わない日がない中で、まず一つ、これは本当に、自分の能力が高まっているのか退化しているのかがやや不安になります。ポジティブに言えば、自分の能力が拡張されたようにいろいろな仕事ができる反面、では、AIを取り上げられちゃったら私はどうなるんだろう、つまり、AI依存人間が増えてしまうという懸念が一つあります。
そして、今はそういうツールとして使っているんですけれども、恐らく、余りにもAIが情報を学習して人間以上の働きをするようになったときに、意思決定の中にAIの判断というものが物すごく大きな比重を占める可能性があるんですね。そこが私は怖いと思っているんです。つまり、意思決定に関してはあくまでも人間がコントロールしなきゃいけないんだけれども、日々使って、それが当たり前になってしまうと、ついついそこに意思決定を委ねたかのような結果になるのではないかと思うんです。
これが、私は、これからAIを社会実装する上で非常に大きな問題だと思うんですが、アジャイルな対応と、責任あるAIの意思決定等について、大臣のお考えをお聞かせください。
15
城内実(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・経済安全保障)
お答えします。
平井委員におかれましては、これまで、科学技術政策担当大臣、また初代デジタル大臣としてAI関連の施策を数多くリードしてくださいましたし、また、自民党デジタル社会推進本部長としても本法案の礎となるような考え方をまとめてくださったことに、改めて感謝を申し上げたいと思います。
委員御指摘のとおり、AIの技術がどれだけ発展しようとも、人間の社会がAIに支配されるようなことがあってはならない、これは私もこれまでの答弁でも申し上げたとおりでございますが、やはり、人間が自ら判断し、意思決定、コミュニケーションを行うことは極めて重要であるとともに、AI…
この発言のページ
16
平井卓也(自民)
ありがとうございました。これで終わります。
この発言のページ
17
大岡敏孝(自民)
次に、梅谷守君。
この発言のページ