お答えします。
EUについては、御指摘のとおり、AIのリスクに基づきまして四つのランクに分けまして、最上位の容認できないリスクを持つAIシステムは禁止されておりますし、二段階目のハイリスクなAIシステムを扱う事業者には基準遵守義務が課されているということになっております。
ただ、この点、我が国におきましても、例えば個人情報を無断で収集、利用するようなAIの提供は違法でありますし、また、AI利用の有無にかかわらず、基準を遵守していないAIを使った自動運転の自動車とか、あるいはAIを使った医療機器の販売、これらは、いわゆる業法である自動車の運送に関連する法律とか薬機法とか、こういったもので規制されているところであります。
また、EUのAI法の次のパートでは、汎用AIに関する規制として、透明性要件の遵守や技術文書の作成などを義務づけ、違反した場合の罰則を設けているということになっております。
この点に関しては、日本のAI法案では、汎用AIに該当するようなものに対しては、国際的な規範に即した指針の整備を通じて、事業者による適正性確保のためのリスク評価等の自主的な取組を促すこととしております。
いずれにしても、それぞれの各国によって法体系とか法制度が違いますし、その歴史、商習慣、文化等の違いに起因しておりまして、国によって様々な体制が構築されております。
我が国としては、ハードローかソフトローかという二分論ではなくて、それぞれのメリット、デメリットを考慮して、組み合わせながら適切な対応を講じることが重要であり、我が国にとって今般のAI法案は最適な内容であるというふうに思っておりますし、実際、当然、有識者の会議の中でも、EUのいろいろな規制もしっかり検討した上で、我が国としては現時点でこういう法案の内容が最適であるということで、今御審議いただいているところでございます。
207
菊池大二郎(国民)
午前中の参考人質疑の中でも、既存の企業を、スタートアップも含め、チャレンジしている企業を応援していく、この既存の企業を奮わせていくという視点が必要になってくると思いますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。
以上で終わります。ありがとうございました。
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208
大岡敏孝(自民)
次に、上村英明君。
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209
上村英明(れいわ)
れいわ新選組の上村英明です。よろしくお願いします。
この審議が始まったときには、本当に、私は天然知性という話をしましたけれども、AIとはちょっとほど遠いなというふうに思っていたんですけれども、さっき黄川田委員がおっしゃっていたように、学習していくと、だんだんだんだんレベルが上がってきたなというふうに思っていて、案外、何か私も、うそをつくし、裏切るし、人間というのは元々AIに近いのかなというふうなことも考え始めたという、とんでもない勘違いなんですけれども、そういうことを前提に、さくさくといきたいと思います。
まず、EUのAI対策というものが午前中の話で…
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- (上の発言)
210
城内実(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・経済安全保障)
お答えします。
EUについては、御指摘のとおり、AIのリスクに基づきまして四つのランクに分けまして、最上位の容認できないリスクを持つAIシステムは禁止されておりますし、二段階目のハイリスクなAIシステムを扱う事業者には基準遵守義務が課されているということになっております。
ただ、この点、我が国におきましても、例えば個人情報を無断で収集、利用するようなAIの提供は違法でありますし、また、AI利用の有無にかかわらず、基準を遵守していないAIを使った自動運転の自動車とか、あるいはAIを使った医療機器の販売、これらは、いわゆる業法である自動車の運送に関連する法律とか薬機法とか、こういったもので規制されているところであります。
また、EUのAI法の次のパートでは、汎用AIに関する規制として、透明性要件の遵守や技術文書の作成などを義務づけ、違反した場合の罰則を設けているということになっております。
この点に関しては、日本のAI法案では、汎用AIに該当するようなものに対しては、国際的な規範に即した指針の整備を通じて、事業者による適正性確保のためのリスク評価等の自主的な取組を促すこととしております。
いずれにしても、それぞれの各国によって法体系とか法制度が違いますし、その歴史、商習慣、文化等の違いに起因しておりまして、国によって様々な体制が構築されております。
我が国としては、ハードローかソフトローかという二分論ではなくて、それぞれのメリット、デメリットを考慮して、組み合わせながら適切な対応を講じることが重要であり、我が国にとって今般のAI法案は最適な内容であるというふうに思っておりますし、実際、当然、有識者の会議の中でも、EUのいろいろな規制もしっかり検討した上で、我が国としては現時点でこういう法案の内容が最適であるということで、今御審議いただいているところでございます。
211
上村英明(れいわ)
どこに落とすかという、ハードローかソフトローかという話はあるんですけれども、アメリカもヨーロッパも、例えば基本的人権とか普遍的価値に関してはかなり共有されているんですけれども、日本がちょっと怪しい段階の中で、どこに落とすかの議論が先走っちゃうというのは、少し、大丈夫かなと思っちゃうんですけれども、政府参考人としてはいかがでしょうか。
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212渡渡邊昇治内閣府科学技術・イノベーション推進事務局統括官
お答え申し上げます。
少しダブってしまいますけれども、まず、EUの法律は大きく二つに分かれていまして、その片方は、四つのリスクに分けて、高いレベルのものは禁止、次のものはハイリスクということで、段階に応じてということでございます。
日本の場合は、AI法でということではないんですけれども、要は、AIを使っているか使っていないかにかかわらず、リスクの高いものについては禁止をされている、あるいは規制をされているということで、それは、先ほど来ありました個人情報保護法に違反するようなものですとかは当然禁止ということになりますし、機械安全ですとか、あるいは差別を…
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213
上村英明(れいわ)
残念ながら、私は最適だとは思えないんですけれども。
先ほど御答弁ありましたように、これが最初のAI法だというふうなことはおっしゃられました、大事である。であれば、AIの世界がどんな世界なのかということをやはり市民の目にちゃんと描くというのもすごく大事だと思うんですよね。
この法案であれば、残念ながら、リスクの部分が、抽象的に、やりますと書いてあるんですけれども、よく分からない。我々、審議してみて、本当にこれは大変なことが起こり得るなということが分かった人間としては、こうした書き方で本当にいいのかなというのは思ってしまいます。
第二点目に移りたいと思…
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