ありがとうございます。
一つ気をつけないといけないところとしては、AIを使わないことだというふうに思っております。ただ、AIを全く使わないということにはならないですし、犯罪者も使ってくることになります。
ですので、例えば法案審議において、LLMに聞いちゃって、それを基に法案を作るとなると、そのLLMが、本当に国会議員の皆さんが、衆議院、参議院とともに自分たちで作った国会専用のLLMで、それで生産性を上げるために作るということは十分に考えられると思いますけれども、AGIのような本当に発展したAIを基に、例えば国の方向性を決めるようなことに使ってしまうと、そこに意図が入った場合に、国がだまされてしまう。一回法律が作られてしまうと取り返しがつかないことになりますから、そういった意味で、どこでAIを使うのかということに対して、十分に考える。ただ、AIを使わないのではなくて、それぞれに向けたAIをしっかりと作って、管理された中でのAIを使うことにする。
もう一つは、とはいえ、犯罪者は、振り込め詐欺だとか、AIを使って攻撃をしてくるわけですけれども、やはり生成AIに対抗できるのは生成AIしかない。例えば、振り込め詐欺の電話に対して、振り込め詐欺だということを、息子さん、娘さんの声だったとしても違うと判定するようなAIを開発している人たちがいます。
ですので、AI対AIの戦いになっているわけですけれども、しっかりと生成AIを含めたAI開発力を高めていくことで、防御力をしっかりとつくっていくということが一番の対応法じゃないかなというふうに思っております。
以上でございます。
39三三木圭恵(維新)
ありがとうございます。
やはり生成AIが発展していく、私たちもそれを促進していく、日本の国富のために促進していくという法案だというふうに思うんですけれども、生成AIの分野は非常に進歩が速くて、先日の内閣委員会で私も質問をさせていただいた中で、AIが人をだますような知能をもう持ってきているというようなことがございます。
その中で、やはり人間の知能を超えるAIというものが開発されてくるのが近未来的に見えているというような中で、どのようなことに今後政府は気をつけていかなければならないのかというところをちょっと教えていただけたらなと思います。是非、四人の参考…
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40松松尾豊東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻/人工物工学研究センター 教授
ありがとうございます。
おっしゃるとおり、人間の知能を超えるようなAI、AGIというふうな言い方もされますけれども、そういった開発に向けて世界がしのぎを削っているということかと思います。
そういった中で、いろいろなリスクがあるわけですけれども、先生がおっしゃられたような人をだます知能、これは少し注意が必要でして、人をだますAIというのはあるわけですけれども、ただ、AIが自ら人をだまそうと思ってだましているわけではなくて、その裏には人がいて、それがAIを使って人をだまそうとしている、そういうふうに技術を使っているということです。ですから、技術そのものが…
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41生生貝直人一橋大学大学院法学研究科教授
ありがとうございます。
一つ申し上げるとすれば、私の最初のお話の最後にございました、絶え間ない継続的な制度の検討体制だというふうに考えております。やはり問題が顕在化してから、立法事実が我が国で明確になってから対応する、検討を始めるのではなく、常日頃から、その端緒が生じたときにいかなる制度的対応の選択肢があるのかということを継続的に検討していく。
人間をだますという意味ですと、例えば、我が国でも昨今問題になりました有名人の投資詐欺、SNS広告問題でございますね。あのことというのは、我が国で去年問題になる三年、四年前、英語圏では、既に非常に深刻な問題とし…
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- (上の発言)
42田田中邦裕一般社団法人ソフトウェア協会会長/さくらインターネット株式会社代表取締役社長
ありがとうございます。
一つ気をつけないといけないところとしては、AIを使わないことだというふうに思っております。ただ、AIを全く使わないということにはならないですし、犯罪者も使ってくることになります。
ですので、例えば法案審議において、LLMに聞いちゃって、それを基に法案を作るとなると、そのLLMが、本当に国会議員の皆さんが、衆議院、参議院とともに自分たちで作った国会専用のLLMで、それで生産性を上げるために作るということは十分に考えられると思いますけれども、AGIのような本当に発展したAIを基に、例えば国の方向性を決めるようなことに使ってしまうと、そこに意図が入った場合に、国がだまされてしまう。一回法律が作られてしまうと取り返しがつかないことになりますから、そういった意味で、どこでAIを使うのかということに対して、十分に考える。ただ、AIを使わないのではなくて、それぞれに向けたAIをしっかりと作って、管理された中でのAIを使うことにする。
もう一つは、とはいえ、犯罪者は、振り込め詐欺だとか、AIを使って攻撃をしてくるわけですけれども、やはり生成AIに対抗できるのは生成AIしかない。例えば、振り込め詐欺の電話に対して、振り込め詐欺だということを、息子さん、娘さんの声だったとしても違うと判定するようなAIを開発している人たちがいます。
ですので、AI対AIの戦いになっているわけですけれども、しっかりと生成AIを含めたAI開発力を高めていくことで、防御力をしっかりとつくっていくということが一番の対応法じゃないかなというふうに思っております。
以上でございます。
43安安野貴博一般財団法人GovTech東京アドバイザー
ありがとうございます。
先ほど松尾先生と田中さんがおっしゃっていたとおりだと思っていまして、AI自身が、自ら人をだましていくというよりも、例えば、ほかの勢力がAIをフルに活用しながら攻撃してくる方が、より現実的には脅威だと思っております。
それに対抗するためには、やはり我が国でしっかりとした科学技術を発展させ、AIを発展させ、対抗できるようなAIを作っておくということかなと思っております。
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44三三木圭恵(維新)
ありがとうございます。
興味津々でお答えを聞かせていただいているんですけれども、いろいろ聞きたいことはたくさんあるんですが、私が一番懸念をするというか、今後どうなっていくのかなというふうにちょっと不安を覚える部分というのは、EUは規制の方に行っている、アメリカの方は促進の方に行っている。では、一体、中国とかそういう民主主義国家ではない国では、こういうAIに対して、ある意味倫理観を飛び越えたような促進を、開発とかをしていっているんじゃないかなということが、何か一般的な不安として残ってくるわけでございますけれども、そういった国々に対抗するというか、主に軍事…
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45松松尾豊東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻/人工物工学研究センター 教授
ありがとうございます。
おっしゃるとおり、中国は技術レベルも高いですし、国全体でデータ、AIの活用に踏み込んできますから、非常に進歩も速いということだと思います。
こういった技術の進歩に対応していくには、やはり日本でもしっかりAIの開発力をつけていかないといけないということですし、日本だけじゃなくていろいろな各国がうまく連携しながら研究開発、活用を進めていって、全体としてのレベルを上げていく、どこかだけが独占的に強くならないようにしていくということが必要かなというふうに思います。
以上です。
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