率直に言って難しい質問だと思いますが、やはり倫理とか価値判断、これは、先ほど申しましたように、日本の国と諸外国では、文化的、社会的な背景が違って、価値観も違うという場合もありますし、国内においても、日本は、与党もあり他党もあり、そして、同じ党内でもちょっと価値観が全然違うなという人もいますので、いい悪いは別としてですね。
そういう中で、やはり個々の個人がそれぞれの、自分がよしとする価値観を持っておりますので、何か一律に、この価値観は間違っているから全部規制をするんだというようなことは、これはやはり、自由主義、民主主義、基本的人権といった、日本の、あるいは日本と価値観を共有する国との観点から、ちょっと行き過ぎているんじゃないかなと思います。
他方で、やはり、ただ、先ほどのフランスの例もありますように、極端な、こういったものが、例えばデジタルタトゥーというのがありますけれども、余りにも個人の人権を侵害するもの、あるいは先ほど塩川委員がおっしゃっていた要配慮個人情報のようなものが簡単にネット上で、そしてAIがまた拡散をするとか検索可能にするようなことが、これはやはりあってはならないと思います。
いずれにしても、これはしっかりと議論をして、AI戦略本部、本部長は総理大臣でありますので、強力なリーダーシップの下で、この法案に基づいて指針を作り、そして基本計画を策定し、この基本計画についても、今日の委員会での御議論あるいは有識者の皆さんの御議論も踏まえて、適時適切に時代の要請に応じて改定していけばいいものでありますので、またしっかりと、今日は大変重要な、かつ回答が難しい御質問の御指摘がありましたので、これはきっちりと、しっかり考えていきたいと思います。
よろしいでしょうか、こんな回答で。
239緒緒方林太郎政府参考人など
続きまして、もう一つ、先ほどから何回か出たと思うんですが、個人情報というか、ネット上に残っている情報、それを消してほしい、自分はもうそれを知られたくないと思っていることに対してどう対応するかということで、欧州には忘れられる権利というのが実はございます、EUに。これが権利として認められているんですね。ただ、今後、オープンデータがそういう感じで全部取り込まれていって、その中で再学習が進んでいくと、一個でも情報が残っているとAIでどんどん増殖していく可能性というのは大いにあると思うんですね。
日本では、現在まで、忘れられる権利を真正面から認めた上級審判決はな…
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240内内野宗揮法務省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
委員御指摘のとおり、欧州におきましては、個人データにつきまして、必要性が失われたといった場合にはデータの消去を求めることができる消去の権利、いわゆる忘れられる権利に関するルールが設けられていることは承知しております。
他方、いわゆるこの忘れられる権利につきましては、この用語が多義的に用いられているということから、それが権利として保障されているか否か、ここは一概にお答えすることは困難でございますけれども、我が国の民事基本法の規定には、忘れられる権利という形でこれを明文で直接的に定めたものはないという状況にございます。
しかしなが…
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241緒緒方林太郎政府参考人など
ありがとうございました。この件も結構大きいんだろうなというふうに思います。
続きまして、一般論としてお伺いしたいんですが、AIの規制についてなんですが、現在でも、例えば、私、自分で、緒方林太郎という人物はばかですかというふうに入れて聞いてみたんです。そうしたら、そういう問いには答えないようになっているんですね。答えないようになっています。そういう意味で、AI内で一定の規制が、恐らくプログラムの中で何らかの形でかかっているんだろうというふうに思うんですね。
今後、日本の在り方として、そういうAI側の自主規制で、自主規制というか、内部に盛り込まれている、…
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- (上の発言)
242
城内実(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・経済安全保障)
率直に言って難しい質問だと思いますが、やはり倫理とか価値判断、これは、先ほど申しましたように、日本の国と諸外国では、文化的、社会的な背景が違って、価値観も違うという場合もありますし、国内においても、日本は、与党もあり他党もあり、そして、同じ党内でもちょっと価値観が全然違うなという人もいますので、いい悪いは別としてですね。
そういう中で、やはり個々の個人がそれぞれの、自分がよしとする価値観を持っておりますので、何か一律に、この価値観は間違っているから全部規制をするんだというようなことは、これはやはり、自由主義、民主主義、基本的人権といった、日本の、あるいは日本と価値観を共有する国との観点から、ちょっと行き過ぎているんじゃないかなと思います。
他方で、やはり、ただ、先ほどのフランスの例もありますように、極端な、こういったものが、例えばデジタルタトゥーというのがありますけれども、余りにも個人の人権を侵害するもの、あるいは先ほど塩川委員がおっしゃっていた要配慮個人情報のようなものが簡単にネット上で、そしてAIがまた拡散をするとか検索可能にするようなことが、これはやはりあってはならないと思います。
いずれにしても、これはしっかりと議論をして、AI戦略本部、本部長は総理大臣でありますので、強力なリーダーシップの下で、この法案に基づいて指針を作り、そして基本計画を策定し、この基本計画についても、今日の委員会での御議論あるいは有識者の皆さんの御議論も踏まえて、適時適切に時代の要請に応じて改定していけばいいものでありますので、またしっかりと、今日は大変重要な、かつ回答が難しい御質問の御指摘がありましたので、これはきっちりと、しっかり考えていきたいと思います。
よろしいでしょうか、こんな回答で。
243緒緒方林太郎政府参考人など
終わります。
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244
大岡敏孝(自民)
次回は、来る十六日水曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後五時一分散会
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