菊池大二郎 (国民民主党)

2025年4月11日・第217回国会 衆議院 内閣委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 167 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 245 発言)

国民民主党・無所属クラブの菊池大二郎でございます。

城内大臣、午前中から引き続き御苦労さまでございます。委員の皆さんも、本会議を挟んでということで、お疲れではないかなと思います。人間であれば、疲れたときには休息も取りながら、そしてまたエネルギーを取りながらというところで回復をするわけでありますけれども、AIもずっと動き続けるわけではなくて、必ずエネルギーが必要になってくるというところでございます。

人知を超えるスピードでAI技術は発達しております。AI社会において、我が国も後れを取らずにイノベーションを促進していく上で、計算能力基盤等の確立と向上は死活的な問題である一方で、高度なAIの獲得はエネルギーの確保に委ねられています。電力を制する者はAIを制すると言っても過言ではありません。

本日の日本経済新聞の記事によれば、国際エネルギー機関、IEAが十日公表した情報によりますと、二〇三〇年にデータセンターの電力需要が現状比二倍以上の九百四十五テラワット時に達する、このテラというのは一兆の単位でございます、という予測を出されました。そしてまた、二〇三〇年には日本の電力総消費量に匹敵するほどになる、再生可能エネルギーと天然ガスによる発電がコスト競争力や入手しやすさの観点から多く利用されると見ている、データセンターの電力需要増は温暖化ガス排出量の増加につながる一方で、AI技術の進歩に伴う排出削減が進んで相殺できる可能性もあると分析をされたということであります。

AIと電力、エネルギーの関係性をふと考えたときに、先ほど、午前中の質疑の中で維新の市村先生が、「二〇〇一年宇宙の旅」を思い出したという話がありました。私は、たしか一九九〇年代の後半だったと思いますけれども、映画の「マトリックス」を即座に思い出しました。

もちろん、人間がコントロールして、AI、ロボットを利用しながら、そういった社会創造を目指しながら、いつの間にか、そのAI、ロボットを生かすために、生の人間がエネルギーそのものになっているという、当時かなりセンセーショナルな映画であったと思います。この現実と思われる空間も実は仮想空間で、大臣も私も委員長も、現実の世界ではチューブにつながれて、ロボット社会を生かす電力の一つになっているというような映画だったと思いますけれども。

そのとき、キアヌ・リーブスが主役なわけでありますけれども、救世主という呼び名で、いわゆるリアルな人間社会の中での救世主と言われて、それが、先ほどの維新の三木先生の話にも通じるんですけれども、AIがAIを超えていくような、そして、だまし討ちのような話がありましたけれども、実はその救世主と言われる主役は、バグなんですよね。そんなところも、AIとエネルギーというところを理解する上で非常に、参考になる映画の内容だったなというところを思い起こしながらでありますけれども。

今、日経の記事で示したように、我が国はエネルギー資源が極めて乏しいわけでありまして、電源構成においては、化石燃料の輸入を他国に依存している状況であります。エネルギー自給率が極めて低い。加えて、産業用の電気料金を対米と比較してみると、二倍の高さになっております。

この点、本法案でも、施設及び設備等の整備及び共用の促進が示されておりますけれども、データセンターの新増設等に伴って増大が見込まれる受電容量をどう認識されているのか。従来のデータセンターの受電容量をはるかに超えるギガワット級のデータセンターの必要性も指摘されています。また、この需要に対する供給量は果たしてどうなのか。脱炭素社会の実現との調和、整合性も含めた電源確保の考え方についてお伺いいたします。

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