よろしくお願いいたします。市村でございます。
いよいよAIの法律ができるということでございますが、私は、AIというと、いつの頃から人工知能、AIという言葉を使い始めたか、自分でも定かでないんですが、大体、AI、人工知能というときにまず思い出していたのが、「二〇〇一年宇宙の旅」ですね。「A Space Odyssey」です。あれが一九六三年と思いますが、あそこにHAL9000というコンピューターが登場しますが、それが私の中では、ああ、AIというのはこういうものなんだなと。
しかし、そのHAL9000は結局どうなったかというと、任務遂行のために必要なのは、宇宙でいろいろ調査研究活動をしているんですが、その乗組員が邪魔だということで、乗組員の人工生命維持装置を切っていくということでありまして、AIというのは非常に冷淡な判断をするということであります。
AIという議論をこれまでしてきた場合、これも多分、もう三十年以上前に話をしたようなことだと思いますけれども、結局、この地球の生態系を守る、環境を守るには、一番邪魔者は何かというと、我々人間であろう、AIがそう判断するんじゃないかということをもう、たしか三十年以上前にそんな話をしていた覚えがありますが、その頃はまだ、AIといってもまあ先の話だろう、こういう話でありました。
しかし、ちょうどAIというものの性能、すごさというものをまず私が認識し始めたのは、将棋のソフトなんですね。将棋ソフト。これが、結局、最終的には、今やもうAIにかなわないという状況になるというところであります。後で申し上げますが、そうはいっても、じゃ、将棋の世界が人間対人間の世界ではなくなるかというと、逆にまた、それはそれで面白いということでやっているわけです。人間の限界の中でいかに戦うかというところでありますけれども、そういうのがあった。
そして、いよいよ、AIということで、これはと思ったのが、結局、おととしの二月ぐらいでしたかね、生成AIの登場ということであります。
しかし、こういう技術というのは、実はもう大分前から開発されているわけでありまして、大体ステルスでやるんですね。大体、こういう研究開発のところ、欧米は、特にアメリカは、もうステルスで、だから表に出さないんですね。いざとなったら出すというところでやってくるわけでありまして、最先端の技術というのは最近そういうもの、この間サイバーの話もありましたけれども、そういうところなんですね。
いよいよ、ここに来まして、AIをやはり我々日本もしっかり有効に活用していかないかぬというところで、今回の法律が、基本法と言っていいのかもしれませんが、今回、基本法というよりも推進法ということになっていますが、いずれにしても、一番最初のAIに関する法律ということになったんだと思います。
そこで、まず、このAIと我々が一般的に呼んでいるものを法律によってどう定義しているかというところでありまして、定義は条文に書いてありますからここで読み上げませんが、この定義で本当にいいのかということが、やはり定義というのは大変重要であります、この定義に基づいてこれから議論が進むわけでありますから。その定義というものが、今回の法案、推進法に書いてある定義で本当にいいのかどうかというところがまずは問われなくちゃいけないのかな、こう思います。
そこで、今回の定義で、本当にこれでいいのか、また、漏れているものはないのか、また、技術の進歩に伴って定義を見直すことも必要ではないかと考えますが、大臣、いかがお考えになりましたでしょうか。
121
大岡敏孝(自民)
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として文部科学省大臣官房文部科学戦略官中原裕彦君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言のページ
122
大岡敏孝(自民)
御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
―――――――――――――
この発言のページ
123
大岡敏孝(自民)
次に、市村浩一郎君。
この発言のページ
- (上の発言)
124
市村浩一郎(維新)
よろしくお願いいたします。市村でございます。
いよいよAIの法律ができるということでございますが、私は、AIというと、いつの頃から人工知能、AIという言葉を使い始めたか、自分でも定かでないんですが、大体、AI、人工知能というときにまず思い出していたのが、「二〇〇一年宇宙の旅」ですね。「A Space Odyssey」です。あれが一九六三年と思いますが、あそこにHAL9000というコンピューターが登場しますが、それが私の中では、ああ、AIというのはこういうものなんだなと。
しかし、そのHAL9000は結局どうなったかというと、任務遂行のために必要なのは、宇宙でいろいろ調査研究活動をしているんですが、その乗組員が邪魔だということで、乗組員の人工生命維持装置を切っていくということでありまして、AIというのは非常に冷淡な判断をするということであります。
AIという議論をこれまでしてきた場合、これも多分、もう三十年以上前に話をしたようなことだと思いますけれども、結局、この地球の生態系を守る、環境を守るには、一番邪魔者は何かというと、我々人間であろう、AIがそう判断するんじゃないかということをもう、たしか三十年以上前にそんな話をしていた覚えがありますが、その頃はまだ、AIといってもまあ先の話だろう、こういう話でありました。
しかし、ちょうどAIというものの性能、すごさというものをまず私が認識し始めたのは、将棋のソフトなんですね。将棋ソフト。これが、結局、最終的には、今やもうAIにかなわないという状況になるというところであります。後で申し上げますが、そうはいっても、じゃ、将棋の世界が人間対人間の世界ではなくなるかというと、逆にまた、それはそれで面白いということでやっているわけです。人間の限界の中でいかに戦うかというところでありますけれども、そういうのがあった。
そして、いよいよ、AIということで、これはと思ったのが、結局、おととしの二月ぐらいでしたかね、生成AIの登場ということであります。
しかし、こういう技術というのは、実はもう大分前から開発されているわけでありまして、大体ステルスでやるんですね。大体、こういう研究開発のところ、欧米は、特にアメリカは、もうステルスで、だから表に出さないんですね。いざとなったら出すというところでやってくるわけでありまして、最先端の技術というのは最近そういうもの、この間サイバーの話もありましたけれども、そういうところなんですね。
いよいよ、ここに来まして、AIをやはり我々日本もしっかり有効に活用していかないかぬというところで、今回の法律が、基本法と言っていいのかもしれませんが、今回、基本法というよりも推進法ということになっていますが、いずれにしても、一番最初のAIに関する法律ということになったんだと思います。
そこで、まず、このAIと我々が一般的に呼んでいるものを法律によってどう定義しているかというところでありまして、定義は条文に書いてありますからここで読み上げませんが、この定義で本当にいいのかということが、やはり定義というのは大変重要であります、この定義に基づいてこれから議論が進むわけでありますから。その定義というものが、今回の法案、推進法に書いてある定義で本当にいいのかどうかというところがまずは問われなくちゃいけないのかな、こう思います。
そこで、今回の定義で、本当にこれでいいのか、また、漏れているものはないのか、また、技術の進歩に伴って定義を見直すことも必要ではないかと考えますが、大臣、いかがお考えになりましたでしょうか。
125
城内実(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・経済安全保障)
お答えいたします。
本法案におきます人工知能関連技術の定義につきましては、第二条にございますが、国際的な議論の動向等も踏まえつつ、今後の技術変化にも対応できるものとなるよう、対象を広く捉えることを意図して規定しており、そういった観点から、御懸念の点は当たらないというふうに考えております。
なお、AIについては技術の進展が大変速いため、引き続き、定義の在り方に係る国際的な議論の動向等についての情報収集等に努め、状況に応じて必要な検討を行うことと考えております。
この発言のページ
126
市村浩一郎(維新)
今のお話は、この定義はこれでいいだろうということだけれども、やはり今、日進月歩だと言われていますが、状況に応じてはひょっとしたら変えることもあるかもしれないということも、可能性は残っているということでよろしいんでしょうか。確認でございます。
この発言のページ
127
城内実(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・経済安全保障)
ただいま述べましたとおり、技術の進展が速いため、第二条に定義されておりますけれども、その定義の在り方については、国際的な議論の動向等、情報収集等に努めて、それを踏まえて、状況に応じては必要な検討を行うということで御理解いただければ幸いです。
この発言のページ