吉岡克成横浜国立大学大学院環境情報研究院/先端科学高等研究院教授

2025年3月28日・第217回国会 衆議院 内閣委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 77 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 119 発言)

ありがとうございます。

ここは非常に難しい問題だと思っておりまして、今、無害化を、実際に具体的にはどういうアクションを取るのかというところまでは、まだ明確には議論されていないという状況だと認識しておりますので、あくまで私が考えている中での話ということになってきますけれども。

おっしゃるとおり、無害化の処理というのは非常に慎重にやらなければいけないものだと思っております。例えば、ある機器ですとかシステムにアクセスをして、その中で、サイバー攻撃に関わる、例えばマルウェアですとか、それに関わるプログラム、プロセスというのを停止するですとか、又は攻撃者がそこにアクセスできないようにするといったようなことが一般的には考えられると思うんですけれども、そのときに、そのマルウェアが何かということ、どのプロセスかということを特定して、ピンポイントでそこを停止するということがうまくできれば、それは無害化対象のシステム全体に対する損害ですとかダメージというのは抑えられると思うんですけれども、それもかなりケース・バイ・ケースになっていると思っていまして、正規のプログラムに取りつく形で不正なプログラムが動いている場合に、それを無害化してしまうと正規の機能に影響を与えるという可能性がないということは言えませんので、そこはかなり慎重に行うべきだと思っております。

ですので、やはりそのところは、事前の分析ですとかそういったものを総合的に見て、ある程度想定し得る損害、被害というものを考えながら慎重に実施するということになるのではないかと想像しております。

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