高見澤將林東京大学公共政策大学院客員教授/公益財団法人笹川平和財団上席フェロー

2025年3月28日・第217回国会 衆議院 内閣委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 13 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 119 発言)

御質問にお答えしたいと思います。

私は、例えば、警職法の準用であるとか海上保安庁法の準用で自衛隊がいろいろな権限を行使しているという現状、そして、日本の憲法との関係というようなことを考えた場合には、世界最先端の概念あるいは技術を活用するということとは逆の意味で大変難しい問題があると思いますし、大臣もこの委員会で答弁されているかと思いますけれども、日本の、こういったサイバーセキュリティーについての歴史を考えた場合には、そこはなかなか一挙にはいかないだろうと思います。

ただ、常に大事なのは、まさにそういったことで、富士山の高みが見えないときに、まず一歩上がってみる。その結果、新たな景色ができたときにどういった対応を考えるのかというのがやはり国会の仕事でもあるというふうに思いますので、現行の法案が一〇〇%完全なものというふうに私は考えておりませんけれども、非常に苦労された中でいろいろな論点をこなして、今の、内内通信については、諸外国の状況も踏まえて、ある程度、今回の形になったというふうに思っておりますので、早く法案を上げていただいて、実際のシナリオといいますか、どういうことが起き得るかというようなことをシミュレーションしてみて、我々自身が、山の高みというか、我々が今どういう状況に置かれているかということを知ることが大事ではないかということでございます。

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