医療機関のサイバーセキュリティー対策についてでございます。
先ほど委員からも御指摘がありましたように、近年、病院がサイバー攻撃を受けるという事例が幾つか発生しておりまして、私どももセキュリティーの強化を図っていくことが非常に重要だというふうに考えているところでございます。
厚労省におきましては、法令において医療機関の管理者に対してサイバーセキュリティー確保の措置をまずは義務づけた上で、ガイドラインを策定し、研修の実施やバックアップの確保など、医療機関が具体的に取るべき措置というのを現在定めているところでございます。
あわせまして、こうした措置を行っている医療機関の財政上の支援ができるように対応を行っておりまして、具体的には、中規模以上の病院も含めまして、医療機関に専門家を派遣し、外部ネットワークとの接続の安全性の検証、検査、オフラインバックアップ体制の整備支援、インシデント発生時の初動対応の支援などを行っているところでございます。
さらに、今年度の診療報酬改定におきまして、複数の方式で医療情報システムのバックアップを取っている場合、それから非常時におけるBCPの策定を行っている医療機関について、新たな加算措置を講じたところでございます。
201
上村英明(れいわ)
れいわ新選組の上村英明です。
今日は、中小企業それから中小組織の情報セキュリティーの対策強化について、手短にお尋ねいたしたいと思います。
三月十八日の本会議で質疑を行いましたが、私の質疑の中の四点目に、能動的サイバー防御の前にやるべき課題が山積みだという話をしました。政府が掲げている深刻なサイバー攻撃の事例には、基本的なサイバーセキュリティーの対策の欠如としか言えないものがあるからです。サイバー攻撃による被害の拡大は、むしろ被害者サイドの責任とも言える人災の側面が強いと報告されています。また、その最大の理由として、経済不況の影響で、サイバーセキュリテ…
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202奥奥家敏和経済産業省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
情報処理推進機構、いわゆるIPAが昨年実施した調査では、委員御指摘のとおり、約七割の中小企業において組織的なセキュリティー体制が整備されていない、約六割の中小企業が過去三年間にセキュリティー対策投資を行っていないなどが把握されています。必要性を感じていない、費用対効果が見えないなどの割合につきましては、これも御指摘ありましたとおり、二〇二一年度調査から余り大きな変化はないという、御指摘のとおりであります。
一方、セキュリティーに対する認識が少しずつ拡大しているということを示すような、中小企業向けのセキュリティー支援政策の利用も進…
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203
上村英明(れいわ)
原因に関してもお答えいただいたので、改めて確認いたしますけれども、そういうふうなサイバーセキュリティー対策を中小企業あるいは中小組織が行っていない理由は、その調査によりますと、必要性を感じていない、四四・三%、費用対効果が見えない、コストがかかり過ぎる。必要性を感じていないというのは、別に小学生のアンケートではないので、企業家が必要性を感じていないということは、二番目と三番目、つまり、費用対効果が感じられない、あるいはコストがかかり過ぎということがあると思います。
今、サイバーセキュリティお助け隊サービスの話もありましたし、実はITの導入補助金もあるん…
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- (上の発言)
204森森真弘厚生労働省大臣官房審議官
医療機関のサイバーセキュリティー対策についてでございます。
先ほど委員からも御指摘がありましたように、近年、病院がサイバー攻撃を受けるという事例が幾つか発生しておりまして、私どももセキュリティーの強化を図っていくことが非常に重要だというふうに考えているところでございます。
厚労省におきましては、法令において医療機関の管理者に対してサイバーセキュリティー確保の措置をまずは義務づけた上で、ガイドラインを策定し、研修の実施やバックアップの確保など、医療機関が具体的に取るべき措置というのを現在定めているところでございます。
あわせまして、こうした措置を行っている医療機関の財政上の支援ができるように対応を行っておりまして、具体的には、中規模以上の病院も含めまして、医療機関に専門家を派遣し、外部ネットワークとの接続の安全性の検証、検査、オフラインバックアップ体制の整備支援、インシデント発生時の初動対応の支援などを行っているところでございます。
さらに、今年度の診療報酬改定におきまして、複数の方式で医療情報システムのバックアップを取っている場合、それから非常時におけるBCPの策定を行っている医療機関について、新たな加算措置を講じたところでございます。
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上村英明(れいわ)
ありがとうございました。
最後になるんですけれども、平大臣にお尋ねしたいと思いますが、このやり取りをお聞きになったように、中小規模の情報セキュリティー対策は、石破総理は自信を持って、このシステムが動いているんだというふうなことをおっしゃられたんですけれども、どう考えても後手後手で不十分であることは明らかだと思います。
ある意味では、積極的な財政支援をもっと組み込まない限り、このセキュリティー対策が底抜けになってしまう状態にあるということが言えますし、手続の簡素化の部分の改善、あるいは、医療機関というのは、今、御存じのように、様々な医療機関が本当に赤字…
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平将明(自民)デジタル大臣・内閣府特命担当大臣(規制改革)
私も三十年前から中小企業の経営をしておりましたし、またサプライチェーンにつながっていたので、サイバーセキュリティーに取り組まないとサプライチェーンから排除されてしまうというような状況の中で、中小企業ではありましたけれども、サイバーセキュリティーに取り組んだ経験があります。
そういった中で、先ほど御指摘いただいたお助け隊の政策は本当にいい政策だと思います。ただ、まだ広告不足というか、一般の方には広がっていない。私も、商工会議所とか商工会に行って、お助け隊、知っていますかと言うと、ほとんどの方が知らないというのが今現状だと思いますので、こういったものはしっ…
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207
上村英明(れいわ)
大臣の御認識を、各省庁が連携して、確実な、ある意味での制度設計のやり直しを含めて御検討いただきたいと思います。
先ほど七千件というお話があったんですけれども、中小企業あるいは中小組織が何百万あるのかというのは、皆さん、ちょっと考えれば、七千件というのは実は大した数字ではないということがあります。この深刻な状況を、ベースにあるということを踏まえてこうした法案の議論をやっていただきたいと思い、私の質問をこれで終わりたいと思います。
どうもありがとうございました。
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