加藤勝信 (自由民主党)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)

2025年5月16日・第217回国会 衆議院 財務金融委員会 第22号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 99 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 177 発言)

今般の事案に限らず、技術の発展や地政学リスクの高まりを背景に、近年、サイバーセキュリティーに関するリスクが顕著に増大していると考えております。こうした中で、金融機関が顧客の資産を守り、業務を安定的に運営していくためには、不断にサイバーセキュリティーを強化していくことが不可欠であると認識しています。

そのため、金融庁は、従来から金融機関に対して、法令等に基づき、サイバー攻撃事案の発生を認識次第、当局宛てに直ちに報告することを求め、手口や被害状況などを迅速に把握するとともに、被害の拡大防止や適切な顧客対応を指示してきているところであります。

さらに、近年のリスクの増大を踏まえ、平時よりサイバーセキュリティーを強化する観点から、昨年十月に新たに、金融分野におけるサイバーセキュリティに関するガイドラインを策定し、金融機関に求められる対応を明確化しています。また、このガイドラインなどに基づき、金融機関のサイバーリスク管理の有効性を検証するとともに、サイバー攻撃への対応能力の向上のため、金融業界横断的な演習を実施するなど、取組も行っております。

金融機関のサイバーセキュリティーの強化は、国民の皆さんが安心して金融サービスを御利用いただくために不可欠であります。金融庁としては、引き続き、こうした取組を通じて、金融機関のサイバーセキュリティーの強化、そして国民の皆さんが安心して利用いただける金融サービスの実現に向け、しっかりと取り組んでいきたいと考えています。

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