田村智子 (日本共産党)

2025年4月18日・第217回国会 衆議院 財務金融委員会 第18号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 188 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 214 発言)

日本共産党の田村智子です。

財政投融資特別会計の投資勘定である産業投資について、当初予算の段階で歳入の一部をプールして翌年度以降の歳出に回せるようにする、また、決算剰余金を一般会計に戻さず投資勘定でプールできるようにする、これが法案の内容です。

本来、国の予算は、会計年度独立の原則にのっとり、単年度ごとの予決算であって、剰余金は国庫に返納するものです。例外は、年金事業、これは将来の年金給付のための積立てが必要なための例外、そして保険事業、これは保険料収入と給付額とのミスマッチを年度を超えて調整するために必要だという、こういう極めて限定的に例外として認めているもののはずです。

階議員の質問で詳しい仕組みが指摘されていましたが、今回の法案は、ラピダスへの一・七兆円を始め、半導体、AIの特定企業に巨額の公的支援をするためのものです。開発が成功するかは不明、需要も不明、それでもラピダスに巨額の支援をするために会計年度独立の原則をもないがしろにする。これは余りに道理がないと思います。

大臣にしょっぱなからお聞きしたいんですけれども、財投によるリスクマネーの出融資ということについては、むしろ国会のチェック機能を強めることこそ必要だ、これは、政策投資銀行の法案でも私、質問しましたし、附帯決議の中にもそういう内容があったと思います。ところが、この法案は国会の監視という点で真逆の対応になっていると思いますが、大臣、いかがでしょうか。

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