神山一成日本銀行理事

2025年3月26日・第217回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 138 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 163 発言)

お答えいたします。

我が国の金融システムの安定性の評価ですけれども、私どもでは、全体として安定性を維持していると評価しているところでございます。金融仲介活動は円滑に行われており、大きな不均衡は認められず、また、我が国の金融機関は様々なストレスに耐え得る充実した資本基盤と安定的な資金調達基盤を有していると思います。

有価証券投資につきましては、委員御指摘のとおり、金利リスク量が高い水準にあるほか、保有する債券は評価損の状態にあるわけでございますけれども、全体として金利上昇に耐え得る充実した資本基盤を有しているというふうに、金融機関について見ているところでございます。

この間、倒産件数、これも委員御指摘のとおり、前年を上回る推移が続いているところでございますけれども、足下は増勢が鈍化しております。倒産企業の大半は小規模企業で、信用保証も付されているということでございますので、これまでのところ、地域金融機関を含めまして、金融機関における信用コストへの影響は限定的と見ております。

その上で、今後の対応ということでございますけれども、日本銀行としては、引き続き、金利上昇が金融機関収益や金融システムに及ぼす影響や、信用コストの動向等について、金融機関のリスク管理の状況も含め、丁寧にモニタリングしていきたいと考えております。

前後のやりとり

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