お答え申し上げます。
前半の方の、将来の年金額が増加するなどのメリットがあるではないかという点についてでございます。
年収の壁を越えて被用者保険に加入した場合には保険料負担が発生することとなりますが、その一方で、御指摘のとおり、年金や医療の給付が充実するというメリットがございます。
この点、昨年の財政検証で新たに行いました個人単位の年金額の推計というのがございますが、特に女性の場合、若い世代ほど厚生年金への加入期間が増加するということになりまして、将来年金額が増加していくということが確認されたところでございます。
働く方が、いわゆる年収の壁を意識せず、希望に応じて働くことができる環境を整備していくことが重要でございまして、厚生労働省として、被用者保険に加入することのメリット等について、社会保険適用拡大特設サイトというものを設けておりますが、これらを通じて積極的に周知してまいりたいと考えております。
後段の、若い方に対しても政府はしっかり説明していくべきではないかという点についてでございますが、公的年金制度におきましては、給付につきましては、まず終身であること、かつ、物価等の変動に対応した形で給付が行われるということがございます。さらには、障害年金や遺族年金といった様々なリスクをカバーするということなど、民間保険とは異なる役割を持ってございます。
さらに、二〇〇四年の年金制度改正におきましては、将来世代の過重な負担を回避するという観点から、保険料の上限を固定した上で、その収入の範囲内で給付を行うということとしておりまして、長期的な給付と負担のバランスを確保するマクロ経済スライドの仕組みを導入したということでございます。これによって、我が国の年金制度は将来にわたって持続可能な制度となってございます。
また、年金受給額の見込額の具体的なイメージを持っていただくために、ライフコースの変化に応じて将来の年金受給見込額を簡単に試算できる公的年金シミュレーターの活用を促していきたいというふうに考えておりますし、先ほど申し上げました令和六年財政検証を踏まえた将来の年金額の見通しなどを国民に分かりやすく周知してまいりたいと考えております。
35中中川宏昌(公明)
御説明をいただきました。
今回、百三万の最初の部分で、十二月の人手不足のことが議論をされました。十二月になりますと、所得税の百三万の壁と学生年代の特定扶養控除の壁があり、大学生が働き控えをして、十二月に深刻な人手不足になるということでありました。
この百三万円の壁による年末の人手不足の問題につきまして、大学生について特定扶養控除がどうなるのか、もう一つ、専業主婦についての現行制度も含めて、御説明をいただきたいと思います。
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36青青木孝徳財務省主税局長
お答え申し上げます。
現下の厳しい人手不足の状況において、特に大学生のアルバイトの就業調整について、税制が一因となっているという指摘がございます。
このため、今回の見直しでは、十九歳から二十二歳までの大学生年代の子などの給与収入が百五十万円以下までである場合には、親などが特定扶養控除と同額の六十三万円の所得控除を受けられ、また、大学生年代の子などの給与収入が百五十万円を超えた場合でも、親などが受けられる控除の額が段階的に逓減する仕組みを導入したものでございます。
また、パートなどで働きます配偶者の方につきましては、従来より、パートなどで働く配偶者御…
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37中中川宏昌(公明)
ありがとうございました。
今日は財務金融委員会でありますので、年金については所管外ですが、この百三万円の壁の議論を進めていく際には、年金については避けられない問題であると思っております。
百六万円は、まさに年金の問題であります。この問題は重要でして、線引きが難しい問題として議論をしているわけでありますけれども、一点、確認しておきたいことがあります。それは、誰しも、年を重ねまして、やがて年金をもらうことになります。そのときに、社会保険を払っていればいるほどいただく年金は増えるわけであります。ここの話が結構抜けているように思っております。年金の社会保険料…
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- (上の発言)
38武武藤憲真厚生労働省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
前半の方の、将来の年金額が増加するなどのメリットがあるではないかという点についてでございます。
年収の壁を越えて被用者保険に加入した場合には保険料負担が発生することとなりますが、その一方で、御指摘のとおり、年金や医療の給付が充実するというメリットがございます。
この点、昨年の財政検証で新たに行いました個人単位の年金額の推計というのがございますが、特に女性の場合、若い世代ほど厚生年金への加入期間が増加するということになりまして、将来年金額が増加していくということが確認されたところでございます。
働く方が、いわゆる年収の壁を意識せず、希望に応じて働くことができる環境を整備していくことが重要でございまして、厚生労働省として、被用者保険に加入することのメリット等について、社会保険適用拡大特設サイトというものを設けておりますが、これらを通じて積極的に周知してまいりたいと考えております。
後段の、若い方に対しても政府はしっかり説明していくべきではないかという点についてでございますが、公的年金制度におきましては、給付につきましては、まず終身であること、かつ、物価等の変動に対応した形で給付が行われるということがございます。さらには、障害年金や遺族年金といった様々なリスクをカバーするということなど、民間保険とは異なる役割を持ってございます。
さらに、二〇〇四年の年金制度改正におきましては、将来世代の過重な負担を回避するという観点から、保険料の上限を固定した上で、その収入の範囲内で給付を行うということとしておりまして、長期的な給付と負担のバランスを確保するマクロ経済スライドの仕組みを導入したということでございます。これによって、我が国の年金制度は将来にわたって持続可能な制度となってございます。
また、年金受給額の見込額の具体的なイメージを持っていただくために、ライフコースの変化に応じて将来の年金受給見込額を簡単に試算できる公的年金シミュレーターの活用を促していきたいというふうに考えておりますし、先ほど申し上げました令和六年財政検証を踏まえた将来の年金額の見通しなどを国民に分かりやすく周知してまいりたいと考えております。
39中中川宏昌(公明)
今、前段、後半といろいろ説明していただきましたが、そういった内容をしっかり周知していくこと、これも非常に大事なことでありますので、更に周知の方法を検討していただきまして、しっかり周知に努めていただきたいと思っております。
先ほどもお話をさせていただきましたが、今回、大学生が、年末に働きたいが百三万円が壁となり働けない、十二月商戦でお店などが働き手がいなくて困っているという声が多く聞かれました。
これは全く私の個人的な見解ですが、ここだけに焦点を当てて対応することであれば、慎重な検討が必要ですが、学生や専業主婦の方、年収が一定以下の人は、十二月に特別に…
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斎藤洋明(自民)財務副大臣
中川委員にお答え申し上げます。
今御指摘いただきましたとおり、少子高齢化を始めとする人口構成や経済社会の構造の変化を踏まえまして、税制や社会保障制度を不断に見直していくことは、制度の持続可能性という観点からも非常に重要な課題でございます。
負担能力に応じて全ての世代で公平に支え合う全世代型社会保障の構築など、税と社会保険料につきましては、相互の関係も踏まえながら検討すべき課題も当然ございますので、両者のあるべき姿については、関係省庁とも連携しながら丁寧な検討に努め、中長期的に持続可能な経済社会を実現してまいりたいと考えてございます。
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41中中川宏昌(公明)
次に、今回、外国人旅行者向け免税制度の見直しがありますので、この点につきまして何点かお伺いをさせていただきます。
今回、消費税の外国人旅行者向けの免税制度が、不正排除の観点からリファンド方式に見直しをされます。
昨年は、訪日外国人旅行者の数が約三千六百八十七万人、訪日外国人旅行消費額、これは八・一兆円になりまして、過去最高を記録をいたしました。
インバウンドが増えましたけれども、御案内のとおり、東京など首都圏に集中をしておりまして、政府におかれましても、インバウンドの経済効果を地方へという取組を強化していただいているところでございますが、なお一層、…
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