浦田秀行経済産業省大臣官房審議官

2025年3月26日・第217回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 54 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 188 発言)

お答えいたします。

二〇五〇年カーボンニュートラルの実現に向けまして、CO2多排出産業であるセメントやコンクリート分野における脱炭素への取組を進めていくことは重要でございます。

このため、経済産業省では、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構、NEDOを通じまして、セメントやコンクリートの脱炭素への取組に対しまして、二〇二一年から最長十年間にわたりまして研究開発から社会実装まで継続して支援を行うこととしてございます。

このうちセメントにつきましては、製造時に排出されるCO2を全量近く回収する製造プロセスの確立に向けて研究開発を進めているところでございます。

また、回収したCO2と廃コンクリートなどのカルシウム分を活用し人工石灰石を製造するための炭酸塩化技術の確立につきましても研究開発を進めているところでございます。

また、コンクリートにつきましては、製造時にCO2を吸収、固定する技術の実証や、コンクリートへのCO2の固定量を評価する手法の標準化に向けた取組も進めているところでございます。

炭酸塩化技術を活用したセメントでありますとかCO2を固定したコンクリートにつきましては、国土交通省とも連携をいたしまして、工事現場での試験施工も進めているほか、大阪・関西万博での試験導入も通じまして、データの取得や情報発信を進めていくということにしてございます。

こうした支援を通じまして、二〇三〇年代の社会実装に向けまして、引き続き、セメント、コンクリートの脱炭素に向けた取組を後押ししてまいりたいと考えてございます。

前後のやりとり

50の発言を見る

58の発言を見る