駒村康平慶應義塾大学教授

2025年5月27日・第217回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 38 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 107 発言)

七ページの資料は、これは公表されている厚生労働省の予測から抽出して作ったものでございます。放置しておくと基礎年金の所得代替率が一〇・七下がる、これをどう回復するかという選択肢があるというふうに解釈しますと、今お話ししましたように、適用拡大、それから四十五年、それぞれ効果はあるわけですけれども、一〇・七%の引下げをキャンセルアウトするだけの効果はない。一番大きいのが、やはり七・七%の効果があるマクロ経済スライドの短縮。これに今回、二百万人の適用拡大が加わると九・四%まで回復してきて、あともう一息ということになると思います。もちろん私も、四十五年、延長は賛成でございますので。

まあ、これを全部やれというわけにはいかないと思います。組合せをやって、どうなっていくかを次の財政検証のところでもう一回確認してみるというわけで。ただ、その間も、厚生年金のマクロ経済スライドは止まっちゃうかもしれないので、それは止めないようにしておかなければ調整ができなくなっちゃいますので、そういう動きを眺めながら、組合せを考えていくということになってくるのではないかと思います。

ありがとうございます。

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