日原知己厚生労働省社会・援護局長

2025年4月23日・第217回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 59 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 122 発言)

お答えを申し上げます。

令和四年度に厚生労働省において実施しました調査研究事業におきまして、多機関協働事業を実施する上での課題として、多機関協働事業のみにケースが任せ切りにされてしまうと回答した自治体が一定数ありまして、多機関協働事業で相談を受け付けた後に、課題整理や役割分担が進まず、多機関協働事業を受託された事業者にケースがとどまってしまって、具体的な支援につながらない事例があるということは課題として認識をしてございます。

これにつきましては、本来、多機関協働事業は、個別のケースを単独で支援するということは想定しておりませんで、相談支援の対象者の方の課題の整理や、支援関係機関の役割分担を行うその調整役ですとか、あるいは、支援者の支援などの司令塔機能を担うこととされているものでございますけれども、この趣旨を十分に市町村に認識いただけていないということも一因というふうに考えてございます。

現在、厚生労働省で開催し、御議論いただいております地域共生社会の在り方検討会議におきましても同様の課題が指摘されておりまして、多機関協働事業の趣旨、機能の明確化や対象案件の一定の整理、平準化などの具体的な方策について検討を進めてございます。

この検討会議における御議論も踏まえつつ、包括的な支援体制の整備を促進するとともに、重層事業の質の向上に向けて必要な対応を行ってまいりたいと考えてございます。

前後のやりとり

55の発言を見る

63の発言を見る