福岡資麿 (自由民主党)厚生労働大臣

2025年4月16日・第217回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 71 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 328 発言)

委員のおっしゃっている趣旨については、十分理解をいたします。

その上で、政府の立場を申し上げますと、先ほどおっしゃいましたように、高齢化の進展であったり一人世帯の増加によりまして、自治体における引取り手のない御遺骨の取扱いが増えてございまして、その実態調査を行いました。

その報告書では、火葬までの期間であったり親族調査の方法など、引取り手のない御遺体等をめぐる状況は自治体の規模や地域によって大きく異なることが示されましたが、この背景には、例えば地域における遺体の保管設備の有無など、各自治体の関連する地域資源の状況が異なることであったり、また、東北には一部骨葬地帯があるみたいに、各地域の風習も異なるような状況であるといったこと、また、葬送を第一義的には誰が行うべきかであったり、御遺骨の帰属について法的に整理されていないこと等がございまして、引取り手のない御遺体等をどのように取り扱うのが適切かという社会的な合意がなされていないということが指摘をされてございます。

こうした指摘も踏まえまして、国として一律の基準を示すのではなく、今後、親族への連絡や御遺体の保管などに関する自治体の工夫、対応例を国の手引に盛り込み、全国的に周知していきたいというふうに考えております。

こうしたことを通じまして、自治体の実務が円滑に進むように取り組んでまいりたいと思います。

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