荒井優 (立憲民主党)

2025年5月14日・第217回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 51 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 223 発言)

ありがとうございます。

まさに大臣が様々なところでそういった御発言等をされていかれると思いますので、まさに、今やっているGXというのは、経済構造の転換、それは生活構造、在り方そのものを変えていく、私たちのマインドセットそのものを脱炭素化していくということがこれからの我々の生活、また今後の子孫にとっても大事なんだということを伝えていくことが非常に重要なんだというふうに思います。

例えばiPhoneを作っているアップルとかは、もう既に、二〇五〇年比では、六〇%温室効果ガスの排出量を減らしているみたいなことを上手に語っているわけですよね。やはりそういうことをどんどん伝えていくということが消費者の、若しくは生活者のそういった気持ちも喚起させていくというふうに思いますので、是非伝えていっていただきたいと思います。

ちなみに、環境省が先月、二三年度の日本の温室効果ガスの排出量について報告をされていました。二〇一三年比で二七・一%ということで言っていたかというふうに思います。日本は、そういう意味では二〇五〇年にはもちろんネットゼロを目指しているわけですが、その途中過程としての二〇二三年はこの十年間で二七・一%も減らしてきた。これは官民挙げての努力はあると思いますが、まさにここから一層進むためには本当にみんなで気持ちのマインドセットから変わっていく必要があると思いますので、是非この法案も一つの契機にして、一人一人そういった気持ちを持っていきたいというふうに思っております。

その意味で、先ほど冒頭に雪の話をしましたが、もう一つ、最近見なくなったものの一つにSDGsのバッジがあるというふうに思っているんです。多くの皆さんがスーツにSDGsバッジというのをつけていることが多かったかというふうに思いますが、最近つける人も減ってきたのではないかというふうに思うわけですが、でも、別になくなったことが決して悪いということだけではないと思います。もちろん、人口に膾炙してきたということで、SDGsのことをみんなが理解してきたので、これ以上そういったことを啓蒙していく必要も、ある程度その必要性が減ってきたという言い方もできるかと思いますが。

でも、このSDGsという考え方、そして発想、取組は非常に重要だし、まさにGXの根幹の部分、ベースになっているのがSDGsだというふうに思っています。一つの手段としてのGX、脱炭素があるんだというふうに思っていますが、少し前段の話とも重なるかもしれませんが、GXはただ経済技術論に偏るところがあって、本来の目的であるSDGsを達成するための一つなんだということをもっと伝えていったらいいんじゃないかというふうに思います。

例えば、とりわけ暮らしとか教育、人間のウェルビーイングみたいなものをSDGsでは伝えていて、目標十三の気候変動、目標十一の住まいと都市、目標四の教育との接続が、もっとGXにはしっかり主張していくべきだというふうに思っているんですが、現状、GXの投資評価や制度設計においてSDGsの観点を、これがあるのかどうか、まず教えてください。

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