ありがとうございます。
とにかく、蓄電池を戦略的に大急ぎで推し進める必要があると思っております。
そこで取り上げたいのが、先ほど固有名詞も出ましたけれども、全固体電池なんですね。現在、研究開発をしているのが、トヨタ、ホンダ、日産、GSユアサでございます。この特徴は、発火や液漏れがない、当たり前ですね。エネルギー密度が高いので、同じ体積であったら航続距離が二倍、同じ距離なら小さくすることができる、また、急速充電が可能であって、液体の三分の一の時間で充電できる、いろいろ魅力があるわけですね。
実際、この全固体電池に対して国も支援をされています。例えば、ホンダ、日産、GSユアサに対しては、二〇二二年から二〇三〇年の間に、グリーンイノベーション基金というのを通して、ホンダに最大二百億円、日産に最大九十八億円、GSユアサに最大四十四億円、また、トヨタ自動車に対しては、経済安全保障推進法に基づいて、液体も固体もこれは両方なんですけれども、両方の蓄電池の支援として最大千百七十八億円を拠出されています。
現在、この全固体電池というのは、EV車の性能を上げるためのものとして開発をされております。とにかく、いかに小さくできるか、航続距離が二倍になるとか、同じ距離を行くんだったら小さくできるという、そういう特性を生かして、しのぎを削っている。いかに車用に開発して性能を上げるか、車の居住空間を広げることにつながったりとか、スペックを上げるとか、そういういろいろなことがあって車載用の蓄電池として開発が進んでいることは重々承知しております。
ただ、本当に、私が思うのは、それ以上の可能性を私はこれに感じておりまして、車のためだけではなくて、再エネを向上させる蓄電池としても研究をしていくということによって、イノベーションが生まれたりとか、技術転用が生まれたりとか、そういうことが起きるんじゃないかと思っております。現在、日本にしかないすばらしいこの技術をもっともっと国が支援をすることによって、再エネを支えていく次世代の蓄電池として世界に先駆けて実用化する必要があると私は強く思っております。
質問です。
この全固体電池を再エネ普及の切り札と捉えていらっしゃいますでしょうか。また、全体も含めてなんですけれども、国の蓄電池産業の中で、技術開発を全固体電池に関してはどういったふうに加速していくのか、教えてください。
151西西村秀隆経済産業省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官
お答えいたします。
蓄電池産業戦略において、二〇三〇年度までに国内のリサイクルシステムの確立を目指すこととしており、その実現に向けて、リチウムイオン電池に含まれるニッケルやコバルト、リチウムを回収する技術開発や、リサイクル事業者が国内に拠点を立地するための設備投資を支援しているところでございます。
具体的には、グリーンイノベーション基金において、電炉を用いた乾式精錬や溶媒等を用いた湿式精錬等、多様なアプローチで競争力のあるコスト、蓄電池材料として再生利用可能な品質でレアメタルを回収する技術の開発を進めているところでございます。
国内の拠点整備につい…
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152丹丹野みどり(国民)
ありがとうございます。
このリサイクルが回るぐらい導入してほしいなと思っております。
次は、この面においても人材について伺いたいです。
研究開発ですとか現場で働く人を含めて、人材育成をどのように進めていくのか、教えてください。
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153西西村秀隆経済産業省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官
お答えいたします。
蓄電池人材の育成に当たっては、蓄電池関連産業が集積している関西地域で、産学官が連携して立ち上げた関西蓄電池人材育成等コンソーシアムを設立し、その取組を進めているところでございます。
具体的には、主に高校や高専に向けて二〇二四年度からコンソーシアムで作成した教材コンテンツや産業技術総合研究所での実習等を活用したバッテリー教育プログラムを開始しております。二〇二五年四月現在で二十九校まで実施校が増えてきてございます。
また、蓄電池業界で働く人材の必要な技能、技術を見える化することによって、人材エージェント等で産業間の人材流動を促進す…
この発言のページ
- (上の発言)
154丹丹野みどり(国民)
ありがとうございます。
とにかく、蓄電池を戦略的に大急ぎで推し進める必要があると思っております。
そこで取り上げたいのが、先ほど固有名詞も出ましたけれども、全固体電池なんですね。現在、研究開発をしているのが、トヨタ、ホンダ、日産、GSユアサでございます。この特徴は、発火や液漏れがない、当たり前ですね。エネルギー密度が高いので、同じ体積であったら航続距離が二倍、同じ距離なら小さくすることができる、また、急速充電が可能であって、液体の三分の一の時間で充電できる、いろいろ魅力があるわけですね。
実際、この全固体電池に対して国も支援をされています。例えば、ホンダ、日産、GSユアサに対しては、二〇二二年から二〇三〇年の間に、グリーンイノベーション基金というのを通して、ホンダに最大二百億円、日産に最大九十八億円、GSユアサに最大四十四億円、また、トヨタ自動車に対しては、経済安全保障推進法に基づいて、液体も固体もこれは両方なんですけれども、両方の蓄電池の支援として最大千百七十八億円を拠出されています。
現在、この全固体電池というのは、EV車の性能を上げるためのものとして開発をされております。とにかく、いかに小さくできるか、航続距離が二倍になるとか、同じ距離を行くんだったら小さくできるという、そういう特性を生かして、しのぎを削っている。いかに車用に開発して性能を上げるか、車の居住空間を広げることにつながったりとか、スペックを上げるとか、そういういろいろなことがあって車載用の蓄電池として開発が進んでいることは重々承知しております。
ただ、本当に、私が思うのは、それ以上の可能性を私はこれに感じておりまして、車のためだけではなくて、再エネを向上させる蓄電池としても研究をしていくということによって、イノベーションが生まれたりとか、技術転用が生まれたりとか、そういうことが起きるんじゃないかと思っております。現在、日本にしかないすばらしいこの技術をもっともっと国が支援をすることによって、再エネを支えていく次世代の蓄電池として世界に先駆けて実用化する必要があると私は強く思っております。
質問です。
この全固体電池を再エネ普及の切り札と捉えていらっしゃいますでしょうか。また、全体も含めてなんですけれども、国の蓄電池産業の中で、技術開発を全固体電池に関してはどういったふうに加速していくのか、教えてください。
155
武藤容治(自民)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
全固体電池なんですけれども、私も前、自動車の関係の議連に入っていたときに、トヨタで現物を見に行って、非常に期待をされるところだということは、もう見てきております。従来の液体リチウムイオン電池と比較しても、高エネルギー密度というやつですね、そして高い入出力特性があるということで、性能面での優位があるということで、今先生がおっしゃっていただいたように、電気自動車の航続距離の伸長ですとか充電期間の短縮化につながる、こういうのを、車載用を念頭に実用化を目指して今取り組んでいられるところであると承知をしているところです。
先生がおっしゃられるように、これを定置用…
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156丹丹野みどり(国民)
ありがとうございます。
EV車の世界的な先行きというのが本当に見通せない状況になっておりますので、EV車にずっと両足を突っ込むというのはないような状況になっておりますけれども、再エネの普及に関しては、やはりカーボンニュートラルという世界的な命題がありますので、その課題を達成するためにもやはりこれは世界的に取り組まなければいけない命題でございまして、すなわち、それは全世界が市場になるわけですね。
だから、先ほど大臣もおっしゃいました、いろいろ課題もあるし、今のところ車に目がけてかなり技術開発を、しのぎを削っているけれども、私は、何度も繰り返しになります…
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157
宮崎政久(自民)
この際、暫時休憩することとし、本会議散会後、委員会を再開いたします。
午後零時二十一分休憩
――――◇―――――
午後三時三分開議
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