国民民主党の平岩征樹です。
午前中から質問が続いておりまして、少々質問がかぶることもあるかと思いますが、建設的な議論となるよう、本日も御答弁よろしくお願いいたします。
それでは、早速ですが質問に入ります。
まずは、ラピダス社の競争力と技術的熟成度についてです。
先日、三月三十一日に、これまでの九千二百億円の支援に加え、新たに八千二十五億円の追加支援が決定されました。これにより、ラピダス社への委託研究費は総額一兆七千二百二十五億円に達します。日本の次世代半導体の開発を支援することは重要であり、私もその必要性を認識しています。が、これほどの公的資金が投入される以上、政府としても、事業の成功に向けてより慎重に関与していく必要があると考えています。
そこで、ラピダス社が想定する競合他社、すなわち、TSMC、インテル、サムスンなどが挙げられると思いますが、これらと比較した際、最終的にどのような優位性を獲得する予定でしょうか。また、その技術的な成熟度の成功の見込みについて、経済産業省としてどのように御認識、評価しているのか、御説明ください。
130村村上智信(維新)
御回答ありがとうございました。
これから量産化を始めるためには二兆円ほどの更に資金が必要になってきます。二兆円というのは非常に大きな金額です。その二兆円つぎ込むのに当たって、見通しがないというわけにはいかないと思うんですね。やはり、試作ラインでちゃんとした結果を出して、歩留りもちゃんと上げて、八割、九割上げて、それから判断をすることが適当だと思うんです。確かに世の中は早く動いていますけれども、しかし、量産ラインを造り始めてしまうと一気に二兆円です。この金額を見込みでやるわけには本当にいかないと思います。この点は非常に慎重に考えていただきたいというふうに…
この発言のページ
131
宮崎政久(自民)
午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時六分休憩
――――◇―――――
午後一時開議
この発言のページ
132
宮崎政久(自民)
休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。平岩征樹君。
この発言のページ
- (上の発言)
133平平岩征樹(国民)
国民民主党の平岩征樹です。
午前中から質問が続いておりまして、少々質問がかぶることもあるかと思いますが、建設的な議論となるよう、本日も御答弁よろしくお願いいたします。
それでは、早速ですが質問に入ります。
まずは、ラピダス社の競争力と技術的熟成度についてです。
先日、三月三十一日に、これまでの九千二百億円の支援に加え、新たに八千二十五億円の追加支援が決定されました。これにより、ラピダス社への委託研究費は総額一兆七千二百二十五億円に達します。日本の次世代半導体の開発を支援することは重要であり、私もその必要性を認識しています。が、これほどの公的資金が投入される以上、政府としても、事業の成功に向けてより慎重に関与していく必要があると考えています。
そこで、ラピダス社が想定する競合他社、すなわち、TSMC、インテル、サムスンなどが挙げられると思いますが、これらと比較した際、最終的にどのような優位性を獲得する予定でしょうか。また、その技術的な成熟度の成功の見込みについて、経済産業省としてどのように御認識、評価しているのか、御説明ください。
134野野原諭経済産業省商務情報政策局長
まず、先ほどの、午前の山崎誠委員の質疑の中で、ラピダスの設立の経緯に関する御質問に対して、二ナノ世代の量産化の話がIBMから持ち込まれた時期について、二〇〇〇年と私言い間違えてしまったようでございまして、正しくは二〇二〇年でございます。訂正しておわび申し上げます。
それで、平岩委員の御質問についてでございますが、近年、最先端半導体の製造に要する期間が長期化しておりまして、顧客側で短納期での製造を求めるニーズが高まっております。
ラピダスは、このような状況変化をよく踏まえまして、その製造方法について、複数のウェハーをまとめて処理する従来のバッチ式ではな…
この発言のページ
135平平岩征樹(国民)
ありがとうございます。
午前中からの質疑にもありましたように、やはり、もちろん支援していかなくてはいけないというのは分かっているんですけれども、ひっかかるのは、要は、これまでに半導体産業の支援を行ってきたが、エルピーダメモリの事例など、必ずしも成功に至らなかったプロジェクトがあるわけです。一九九〇年代のあすかプロジェクト、二〇〇〇年代のMIRAIプロジェクト、いずれも、期待された成果を上げられずに、国内半導体産業の国際競争力を回復するには至りませんでした。
エルピーダメモリは、一九九九年に日本のDRAM産業を再興する目的で設立されましたが、最終的に、…
この発言のページ
136野野原諭経済産業省商務情報政策局長
過去の半導体政策の総括でございますが、MIRAI、あすかなど、半導体に関する研究開発プロジェクト、国プロ、幾つも二〇〇〇年代にかけてやっておりましたけれども、一定の先端要素技術の確立に貢献した部分はあったかと思いますが、一方で、日本の半導体産業の凋落トレンドを反転できなかったという結果から見て、期待された成果を十分上げなかったということは事実ではないかと思います。
その要因としては、当時、日本の半導体企業は結構まだ数が残っておりまして、多数の国内企業が参加する中で主体的にリードする企業がはっきりしなかった。あるいは、アカデミアの研究者の方が研究開発リー…
この発言のページ