ありがとうございました。様々な取組をしていることがよく分かりました。
この取組の内容を実際に職員の方に教えていただきましたけれども、お聞きしていて心配になったことが二つありました。
一つは、海外と比較した場合の話ですけれども、海外はこの自動運転ではタクシーを先行して開発をしているんですけれども、日本はバスが中心ですね。技術的にどちらが難しいかなというふうに素人なりに考えると、タクシーの方が難しいんじゃないかという気がします。バスは同じところをぐるぐる回るだけですので。それでも、大切なことだと思います。今地方では人手不足が激しいものですから、それが置き換わるという意味は十分あると思います。しかし、やはり難しいタクシーも是非挑戦していただきたいなというふうに思います。
特に、私の選挙区はすごく田舎なんですけれども、山の方に行くと、買物難民、買物に行けないおじいちゃん、おばあちゃんが困っているんですね。そういう人たちが交通手段を何とかしてほしいというふうに言っております。そんなときに、自動運転のタクシーでしたらその解決方法になると思うんですね。是非、そういう意味では、自動運転のタクシー、日本もこれに取り組んでほしいなというふうに思います。
もう一つ気になりましたのは、この自動運転において様々な取組をしている企業を見てみると、ベンチャーの企業が多いように見受けられました。ベンチャー企業が多くて、そして、大手の車メーカーを見てみますと、余り目立っていないなというふうに思います。日産が少しやっているんですかね、そういうふうな話でしたけれども。しかし、最終的には、この自動運転システム、車に積んで、そして売って、販売を伸ばすということになるでしょうから、やはり大手の自動車メーカーと連携をしなければならないと思います。是非この点、経済産業省において、よく連携が進むように、ベンチャー企業と大手の自動車メーカー、これの連携を図っていただけたらなというふうに思います。
今回の法案の目的として、最終的には十兆円、半導体、AI産業に公的支援をしていこうという話をされておりましたけれども、その使い道の一つとして、こういうAIの自動運転、この分野も注目していただけたらなというふうに思います。もちろん、研究開発ですから多額じゃなくていいんですけれども、しかし、この分野で負けるわけにいかないと思います。
日本の自動車がこれまで多くの外貨を稼いできました。多くの車を海外に売ってきました。いろいろな面で、エンジンがいいとか形がいいとか、いろいろな理由があったと思いますけれども、今後の自動車が売れるかどうかについては、AIシステムの性能もかなり影響するんだと思います。そのことを考えたら、大きな危機感を持っていただいて、日本発の、日本製の自動運転のシステム、これを育てていきたいというふうにお願いをいたします。
さて、次の話題に移ります。
ラピダスにおける今年の半導体の試作において、悪い結果だった場合についてお聞きしたいと思います。
ゲートアラウンド方式ということで、これを既にサムスンがやったけれども失敗したという話も聞いております。他方で、先週のラピダス社の社長の話を聞いていると、非常に力強くて、期待を持ってしまうんですけれども、しかし、失敗したこともやはり考えなければなりません。先ほども話した歩留り、これが非常に大切なんですけれども、これが五割以下とかもっと低いような場合というのはコスト競争力にも及びます。
そこで、質問をいたします。
ラピダスによる半導体の試作の結果、歩留りが低ければ、歩留りが高くなるまで研究を続けて、歩留りが高くなってから量産化に係る政府の支援を始めるべきではないでしょうか。大臣、お願いします。
125野野原諭経済産業省商務情報政策局長
ラピダスが量産を目指しております次世代半導体でございますが、DX、GXなど産業構造が大変大きくパラダイムシフトを迎える中で、生成AI、自動運転等の需要が大きく期待されている。そういうところに使われるAI用の半導体、サーバーとか端末とか自動運転などに使われる半導体でございます。
半導体のグローバル市場のうち、七ナノ以下の最先端領域の需要は、二〇二二年時点で約七兆円だったものが二〇三〇年には五十三兆円まで、七倍増以上伸びるという見通しになっております。
その中でも、ラピダスが量産開始を目指している二ナノ以下の半導体は、AIの普及、利活用の拡大に伴って、市…
この発言のページ
126村村上智信(維新)
ありがとうございました。
様々な分野でラピダスの半導体は使えるというふうに思いますけれども、今御答弁の中にあったかどうかちょっと聞き漏らしましたけれども、やはり、マスが多いパソコンやスマホ、ここの分野も是非一部が置き換わるようにラピダスさんは頑張ってほしいなというふうに思います。
大体、TSMC社の方が安くていいものができているのかもしれませんけれども、しかし、諦めるのは早いですし、そもそも、スマホ、パソコンを作っているメーカーにしてみれば、全てTSMC社に頼っていたら怖いことだと思うんですね。何か事故など、地震などあって、震災や暴風雨などありまして…
この発言のページ
127田田中一成経済産業省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
自動運転の実用化は、これは、地域公共交通のドライバー不足解消などの社会課題の解決手段であるという点に加えまして、AIなどソフトウェアの技術を徹底活用し付加価値の高い製品、サービスを創出するという自動車産業の国際競争力強化の観点からも重要と認識しております。
そのため、経済産業省としましては、昨年策定したモビリティDX戦略、これに基づきまして、関係省庁と連携しながら、自動運転システムの研究開発から社会実装まで一貫して取り組む官民プロジェクトや、これらプロジェクトで得られた成果や課題を取りまとめ、他の地域でも参照するための手引の作成…
この発言のページ
- (上の発言)
128村村上智信(維新)
ありがとうございました。様々な取組をしていることがよく分かりました。
この取組の内容を実際に職員の方に教えていただきましたけれども、お聞きしていて心配になったことが二つありました。
一つは、海外と比較した場合の話ですけれども、海外はこの自動運転ではタクシーを先行して開発をしているんですけれども、日本はバスが中心ですね。技術的にどちらが難しいかなというふうに素人なりに考えると、タクシーの方が難しいんじゃないかという気がします。バスは同じところをぐるぐる回るだけですので。それでも、大切なことだと思います。今地方では人手不足が激しいものですから、それが置き換わるという意味は十分あると思います。しかし、やはり難しいタクシーも是非挑戦していただきたいなというふうに思います。
特に、私の選挙区はすごく田舎なんですけれども、山の方に行くと、買物難民、買物に行けないおじいちゃん、おばあちゃんが困っているんですね。そういう人たちが交通手段を何とかしてほしいというふうに言っております。そんなときに、自動運転のタクシーでしたらその解決方法になると思うんですね。是非、そういう意味では、自動運転のタクシー、日本もこれに取り組んでほしいなというふうに思います。
もう一つ気になりましたのは、この自動運転において様々な取組をしている企業を見てみると、ベンチャーの企業が多いように見受けられました。ベンチャー企業が多くて、そして、大手の車メーカーを見てみますと、余り目立っていないなというふうに思います。日産が少しやっているんですかね、そういうふうな話でしたけれども。しかし、最終的には、この自動運転システム、車に積んで、そして売って、販売を伸ばすということになるでしょうから、やはり大手の自動車メーカーと連携をしなければならないと思います。是非この点、経済産業省において、よく連携が進むように、ベンチャー企業と大手の自動車メーカー、これの連携を図っていただけたらなというふうに思います。
今回の法案の目的として、最終的には十兆円、半導体、AI産業に公的支援をしていこうという話をされておりましたけれども、その使い道の一つとして、こういうAIの自動運転、この分野も注目していただけたらなというふうに思います。もちろん、研究開発ですから多額じゃなくていいんですけれども、しかし、この分野で負けるわけにいかないと思います。
日本の自動車がこれまで多くの外貨を稼いできました。多くの車を海外に売ってきました。いろいろな面で、エンジンがいいとか形がいいとか、いろいろな理由があったと思いますけれども、今後の自動車が売れるかどうかについては、AIシステムの性能もかなり影響するんだと思います。そのことを考えたら、大きな危機感を持っていただいて、日本発の、日本製の自動運転のシステム、これを育てていきたいというふうにお願いをいたします。
さて、次の話題に移ります。
ラピダスにおける今年の半導体の試作において、悪い結果だった場合についてお聞きしたいと思います。
ゲートアラウンド方式ということで、これを既にサムスンがやったけれども失敗したという話も聞いております。他方で、先週のラピダス社の社長の話を聞いていると、非常に力強くて、期待を持ってしまうんですけれども、しかし、失敗したこともやはり考えなければなりません。先ほども話した歩留り、これが非常に大切なんですけれども、これが五割以下とかもっと低いような場合というのはコスト競争力にも及びます。
そこで、質問をいたします。
ラピダスによる半導体の試作の結果、歩留りが低ければ、歩留りが高くなるまで研究を続けて、歩留りが高くなってから量産化に係る政府の支援を始めるべきではないでしょうか。大臣、お願いします。
129
武藤容治(自民)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
御懸念は分かりますけれども、生成AIの誕生と、誕生というか、劇的に変化が物すごいスピードで今進んでいる中で、そしてそれに伴う利用拡大もあり、二〇二〇年代の後半に二ナノの世代の半導体世界市場、これが本格的に立ち上がってまいります。まさに早期に量産を開始すること、これが極めて今重要で、御理解をいただきたいと思います。これが遅れていきますと遅過ぎるという形になるということが我々の判断であります。
ラピダスは、競合他社よりも短納期生産方式を、今日もずっとお話しさせていただいておりますけれども、これを採用しておりますので、生産データの収集また改善のサイクルを高速…
この発言のページ
130村村上智信(維新)
御回答ありがとうございました。
これから量産化を始めるためには二兆円ほどの更に資金が必要になってきます。二兆円というのは非常に大きな金額です。その二兆円つぎ込むのに当たって、見通しがないというわけにはいかないと思うんですね。やはり、試作ラインでちゃんとした結果を出して、歩留りもちゃんと上げて、八割、九割上げて、それから判断をすることが適当だと思うんです。確かに世の中は早く動いていますけれども、しかし、量産ラインを造り始めてしまうと一気に二兆円です。この金額を見込みでやるわけには本当にいかないと思います。この点は非常に慎重に考えていただきたいというふうに…
この発言のページ
131
宮崎政久(自民)
午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時六分休憩
――――◇―――――
午後一時開議
この発言のページ