奥家敏和経済産業省大臣官房審議官

2025年4月2日・第217回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 59 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 217 発言)

お答え申し上げます。

まず、ラピダスの成功には、御指摘をいただきましたとおり、競合他社との競争の中で勝ち残っていかないといけない。そのためには、顧客にとって付加価値があると評価される差別化戦略、これがまず重要だと考えています。

ラピダスにつきましては、その製造方法については、いわゆるバッチと呼ばれている一括して処理する方法ではなくて、ウェハーを一枚ずつ処理する枚葉式を採択することなどを通じまして、短納期化を目指しています。また、このプロセスを通じて迅速なデータ収集と改善のサイクルを高速で進めて、歩留りの改善も迅速に進めることが期待されています。

こうした取組によりまして、TSMCなどの既存の企業とは異なる競争軸で新たな顧客価値を提供したいというふうに考えています。

実際に、顧客企業におきましても、このラピダスの独自の事業戦略に新たな価値が見出され、IBMのように製造委託先にラピダスを活用すると公表していたり、あと、国内においては、ラピダスとプリファードネットワークスとさくらインターネット、こうした人たちが提携するということで、着実に顧客の方の反応も進んでいるなと思います。

御指摘をいただきましたとおり、ラピダスにおきましては、二ナノ以下につきましても、一・四ナノ、さらに一、こういった半導体に関する研究開発は継続的に顧客を獲得していくためにも重要ということで、民間資金を活用しながら推進する方針であります。

経済産業省といたしましても、足下の顧客開拓と中期的な技術力の向上、この双方をしっかり意識しながら、必要な政策を展開していきたいというふうに考えております。

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