小池淳義Rapidus株式会社代表取締役社長

2025年3月28日・第217回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 58 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 94 発言)

福重先生、ありがとうございます。

おっしゃるとおり、これは我々の非常に大きな悩みでした。私も前職は日立の方におりまして、あのときは本当に、早坂さんと一緒に日本のトップファイブに入るというのは、日本は本当に八〇年代の後半、九〇年代の前半は、まさしくそういう時代でありました。

あれからずっと私も悩んできて、何でこういうふうに、メモリーはもちろん頑張っておられますけれども、ほかの分野、特にロジックにおいてはこういうふうになってしまったのは何なのかということをずっと考えておりまして、幾つかの要因があります。

一つは、我々がやはり世界一になったときに、自分たちで全部やってしまう、こういうふうな意識がありました。ですから、材料開発、あるいは開発、それから装置、こういったことも自前でやっておりました。ですから、真の意味で世界中のパートナーと組む、真の意味のエコシステム、もちろん、これは国の連携が大事ですけれども、こういうふうな大きな視野で考える点が一つ欠けていたと思うんですね。これは我々の大きな反省点があります。

ですから、やはりこれからやらなきゃいけないことは、もちろん日本の物づくりは世界一だと思っておりますから、これを核として、うちは、例えば先ほども言いましたようにIBMとかimecであるとか、いろいろな世界の一流のところとパートナーとなって組んでいる、そのときには日本の強みが必要なわけです。先ほど言いました物づくりであるとか、装置の材料、あるいは装置そのもの、そういったことも必要であって、この強みを生かしたことを進めるということが一番大事なことです。

もう一点は、実は、御存じだと思いますけれども、世界中は半導体は重要だという形で、いろいろな意味で、公的な資金の投入であるとか国の御支援をある程度やってきたわけです。もちろん、日本もそういう時代があって、ずっとこういうふうに御支援いただいていたんですが、今回非常にありがたいのは、日本政府であるとか皆様方の御支援をいただいて、国家を挙げて、やはり半導体は重要である、これをやらなきゃいけないということを、いろいろ支援していただいて御協力いただけることが非常に重要な形であって、これが日本が復活できる重要なポイントになってくるというふうに考えております。

よろしいでしょうか。ありがとうございます。

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