岩田先生、御質問ありがとうございました。
自動運転、国内の自動運転は勝てるかという御質問というふうに承りました。
自動運転の性能を左右する要素として、私は二つあると思っています。
一つは、よく皆さん、車の上にLiDARが載ったりカメラが載ったり、いわゆる自動運転ユニットを載っけて車が走っているというのを御覧になると思います。その自動運転を制御するユニットそのものの性能、これはまさにソフトウェアとAIとそれから半導体、これが物を言います。ただ、残念ながら、先ほど私が申し上げたとおり、この辺りに関しては後塵を拝しているということは否めないと思います。
ただ、挽回できるいろいろなチャンスもあるし、国からの支援もありましていろいろな施策が始まっていますので、ソフトウェアに関しても、それをやっていく上での必要なAIの基盤に関しても、半導体に関しても、追いついていければ多分そこは挽回できるというふうに思っています。ただ、これは時間をかけてやるようなものでもありませんので、今日のこの議論もそうですけれども、加速をしないといけないというのは事実です。
では、もう一つの要素は何かといいますと、自動運転システムユニットを載せる車の素性がいいかどうかです。
車は命を預かる工業製品ですので、自動運転が仮に何かへぼったときに最低限のサポートができるか。これは自動運転に限らず、私たち生身の人間が車を運転するときも同じでございます。日本でいうと、いわゆるぶつからない車。車種展開は多分世界のどの国よりもいち早くやっていると思います。いわゆる自動ブレーキですね。
日本の交通事故に目を向けますと、世界のどの先進国よりも、交通事故、さらには交通死亡事故の低減率がすごく進んでいます。それは何が貢献しているかといいますと、もちろん日本の社会インフラの強みはあるんですけれども、やはり自動ブレーキの展開が速かったということもあります。そういうのが例えばいい素性の車です。
あと、車には乗り心地というものがあります。自動運転システムが例えばアクセルを吹かしたりブレーキを踏んだり、乗り心地が悪ければ工業製品としての価値はありませんので、そういう車の素性そのものをよくする。この技術に関しては、日本の各カーメーカーが培ってきた強みだと僕は思います。だから、それを生かすことによって、自動運転システムの技術開発がレベルが上がってきたときに、本当の意味での完成度の高い自動運転が、自動運転車が提供できると思っています。
それから、半導体に期待するところなんですけれども、自動運転も種類が幾つかあります。レベル2・5、レベル3、レベル4、レベル5とあります。ただ、例えば、レベル4、レベル5に必要な半導体とレベル3に必要な半導体では性能が全然違います。では、アフォーダブルに、プラクティカルに工業製品として自動運転の機能を展開しようと思ったときに、やはりコスト対効果の概念が要ります。そういった意味で、半導体の種類をいかに柔軟性を持たせて準備できるか。レベル5にはレベル5相当の半導体を、レベル3にはレベル3相当の半導体を。
今は、エヌビディアさんがそうであるように、大規模な半導体で、何でもござれの機能を実現をされていますけれども、じゃ、これは工業製品に全部展開できるかと言われると、ちょっと難しいと思います。ですから、ラインナップを増やす、それも効率的にということで、ASRAがチップレットに目を向けたのはそういう背景もございます。
以上で私からの回答とさせていただきます。
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宮崎政久(自民)
成功への意欲は。
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14小小池淳義Rapidus株式会社代表取締役社長
そうですね。ありがとうございます。これが一番大事ですね。
実は、私、昨日、千歳におりました。千歳に行って、工場を、これから四月でいよいよ試作をするという段階になりまして、いわゆる我々のオート3と呼ばれている装置のスイッチを押してきました。これでいよいよ自動化のための推進ができるというテストは完了したわけです。
四月から本格的な試作が始まりますから、これをやって、これをやっているエンジニアが物すごく熱烈で、本当に熱狂してくれました。全従業員を集めまして私もいろいろお話ししました。そうすると、みんな目が輝いて、これは絶対にやるんだという形で、一丸となって…
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岩田和親(自民)
まさに昨日そのボタンを押されてきたという、そういった熱意も感じることができましたし、私としても、やはりこの日本のこれからを支える大事な産業、半導体産業でありますので、全力で応援していきたいということを重ねて申し上げさせていただきます。
では次に、ASRAの山本参考人にお伺いができればというふうに思っております。
自動車関係、もちろん日本の大事な基幹産業であります。そして、今日の大事なテーマであります半導体の産業、ここのやはり相乗効果というものは大変大きいんだろうな、こういうふうなことも先ほどの御説明を聞きながら感じたところでありました。
ここで少し…
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- (上の発言)
16山山本圭司自動車用先端SoC技術研究組合理事長
岩田先生、御質問ありがとうございました。
自動運転、国内の自動運転は勝てるかという御質問というふうに承りました。
自動運転の性能を左右する要素として、私は二つあると思っています。
一つは、よく皆さん、車の上にLiDARが載ったりカメラが載ったり、いわゆる自動運転ユニットを載っけて車が走っているというのを御覧になると思います。その自動運転を制御するユニットそのものの性能、これはまさにソフトウェアとAIとそれから半導体、これが物を言います。ただ、残念ながら、先ほど私が申し上げたとおり、この辺りに関しては後塵を拝しているということは否めないと思います。
ただ、挽回できるいろいろなチャンスもあるし、国からの支援もありましていろいろな施策が始まっていますので、ソフトウェアに関しても、それをやっていく上での必要なAIの基盤に関しても、半導体に関しても、追いついていければ多分そこは挽回できるというふうに思っています。ただ、これは時間をかけてやるようなものでもありませんので、今日のこの議論もそうですけれども、加速をしないといけないというのは事実です。
では、もう一つの要素は何かといいますと、自動運転システムユニットを載せる車の素性がいいかどうかです。
車は命を預かる工業製品ですので、自動運転が仮に何かへぼったときに最低限のサポートができるか。これは自動運転に限らず、私たち生身の人間が車を運転するときも同じでございます。日本でいうと、いわゆるぶつからない車。車種展開は多分世界のどの国よりもいち早くやっていると思います。いわゆる自動ブレーキですね。
日本の交通事故に目を向けますと、世界のどの先進国よりも、交通事故、さらには交通死亡事故の低減率がすごく進んでいます。それは何が貢献しているかといいますと、もちろん日本の社会インフラの強みはあるんですけれども、やはり自動ブレーキの展開が速かったということもあります。そういうのが例えばいい素性の車です。
あと、車には乗り心地というものがあります。自動運転システムが例えばアクセルを吹かしたりブレーキを踏んだり、乗り心地が悪ければ工業製品としての価値はありませんので、そういう車の素性そのものをよくする。この技術に関しては、日本の各カーメーカーが培ってきた強みだと僕は思います。だから、それを生かすことによって、自動運転システムの技術開発がレベルが上がってきたときに、本当の意味での完成度の高い自動運転が、自動運転車が提供できると思っています。
それから、半導体に期待するところなんですけれども、自動運転も種類が幾つかあります。レベル2・5、レベル3、レベル4、レベル5とあります。ただ、例えば、レベル4、レベル5に必要な半導体とレベル3に必要な半導体では性能が全然違います。では、アフォーダブルに、プラクティカルに工業製品として自動運転の機能を展開しようと思ったときに、やはりコスト対効果の概念が要ります。そういった意味で、半導体の種類をいかに柔軟性を持たせて準備できるか。レベル5にはレベル5相当の半導体を、レベル3にはレベル3相当の半導体を。
今は、エヌビディアさんがそうであるように、大規模な半導体で、何でもござれの機能を実現をされていますけれども、じゃ、これは工業製品に全部展開できるかと言われると、ちょっと難しいと思います。ですから、ラインナップを増やす、それも効率的にということで、ASRAがチップレットに目を向けたのはそういう背景もございます。
以上で私からの回答とさせていただきます。
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岩田和親(自民)
ありがとうございます。
田中参考人にお伺いをしたいというように思います。
大変志を感じる、力強い御説明であったというふうに承りました。
まさに私もデジタル赤字は大変危惧をしておりまして、資料では六・五兆円、二〇二四年ですが、六・六兆円とも言われているようなこういった赤字、十年間でたしか三倍に増えてきたんだというふうに思います。
これまでは日本はどうしても石油を始めとしてエネルギーを宿命的に海外に依存しなければいけないというふうな状況でしたが、これからデジタル社会が進むと、様々なデジタルインフラやサービスを海外に依存し続けるということは、それが次な…
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18田田中邦裕さくらインターネット株式会社代表取締役社長
御質問ありがとうございます。
おっしゃいますように、デジタル貿易赤字が非常に厳しい状況にあるということをどう解消するかというのは国家的な課題だというふうに思っております。
その中で、データセンター、そしてアプリケーションを、二つのレイヤーに分けてお話しした方が分かりやすいかと思います。
データセンターというのは不動産アセットでございます。これに関しては、例えば不動産会社さんであるだとかREITさんであるだとか、日本のお金を海外だけでなく、いかに日本の国内のデータセンターに投資をしてもらうかというふうな、いわゆる投資の分野でございます。ただ、それだけ…
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岩田和親(自民)
ありがとうございました。
済みません、早坂参考人には、会社の歴史と日本の半導体産業の歴史、重ね合わせた御所見をというふうな質問を考えておったんですが、時間の関係もございまして、申し訳ありません、私の時間が終わってしまいましたので、おわびを申し上げて、これで終了したいというふうに思っております。
ありがとうございました。
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