田尻貴裕経済産業省大臣官房審議官

2025年3月19日・第217回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 59 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 128 発言)

お答え申し上げます。

GXの推進に当たりましては、本委員会で二年前に決議をいただきました附帯決議の趣旨を踏まえながら検討を重ねまして、様々な措置を講じてきたところでございます。

御指摘の第八項のうち、まず、特定の事業者への負担偏重の防止につきましては、今回の改正法案で法定化いたしました排出量取引制度の負担が特定の業種や事業者に偏重することのないよう、業種特定などに考慮いたしました基準に基づき排出枠を当てる方針としているところでございます。

この基準の詳細を具体的に決定する際には、各業種や事業者が脱炭素投資を行うに当たって置かれている事情なども踏まえた上で、公平かつ透明性ある仕組みになるよう、関係者と丁寧に議論を行い、制度設計を進めていきたいと考えているところでございます。

また、第八項の後段の国民への理解の醸成というものにつきましても、脱炭素型の製品やサービスの価値が消費者を含む社会全体に適切に評価され選択されるというようになるように、例えば、脱炭素型の製品、サービスの官民による率先調達をするものであったりとか、GX価値の見える化に向けた排出削減量に着目した指標を活用促進する、また、カーボンフットプリントの活用に向けた業界ごとの算定ルールの策定に向けた支援などを行うことによって、国民や消費者の意識改革や行動変容を喚起していきたいと考えているところであります。

今後とも、前回の附帯決議や本改正法案の今後の議論も踏まえながら、引き続き丁寧に施策を進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。

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