挽文子検査官候補者(検査官)

2025年2月4日・第217回国会 衆議院 議院運営委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 113 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 138 発言)

御質問いただき、ありがとうございます。

私は、検査官に任命されるまで、管理会計、原価計算を専門に研究してきており、検査官就任後は、委員御指摘のとおり、より民間、国民の視点に立って事務総局の指揮監督に当たることを心がけてまいりました。

例えば、会計検査院が重視している経済性、効率性及び有効性、つまり三Eの観点や、安全性の観点からの会計検査などは、まさにこれまでの学識経験における知識が役立つ領域でありますし、多面的な視野から実効性の高い意味のある所見を掲記することにより、検査対象機関における是正や改善を促すことを通じて、国民の皆様の期待に沿うことを意識してまいりました。

外部から検査官に就任した私から見た会計検査院という組織に対する所感としては、まずは職員の真面目さと検査能力の高さを評価しております。官僚制組織ではあるんですけれども、その実は、上から言われたことだけをやるというよりも、特に会計検査については、自律的組織の要素を多分に備えた組織であったことに驚きました。

自律的組織の要件というのは、職員が自ら自発的、主体的に意思決定ができるというところです。もちろん、主体的に意思決定を行えるということは、トップとの信頼関係がある。あるいは、そこはもうちょっと強くしてほしいなと思うところですが、トップマネジメント層から、価値観であるとか会計検査院の意義ですね、存在意義です、なぜ検査をするか、誰に対して検査報告を行うのか、何のために行うのかということをより強く意識してほしいということは思っておりますが、いずれにしても、そういうところは感動いたしました。

今回、任命について御同意をいただいて、引き続き検査官に任ぜられた場合には、研究者として、また検査官として職責を果たしてきた中で培った知識経験を生かし、国民の目線を大切にしながら、検査と検査報告の質の維持向上のため、他の二人の検査官とともに事務総局を指揮監督してまいる所存でございます。

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