御質問ありがとうございます。
会計検査院は、まず、内閣から独立した憲法上の機関として、国の決算や法律に定める会計を検査し、会計経理が正しく行われるよう監督する権限を有していることから、検査官として意思決定を行うに当たっては、中立的な立場から、ほかの二人の検査官とともに、客観的な事実認定に基づく公正な判断をしっかりと行っていきたいと考えております。
同時に、検査官会議の一員として、メディアの仕事を通して培った社会経済の動向を踏まえながら、そして国民の皆様の目線や多角的な視点というのを意識しながら、均衡の取れた判断に寄与するように心がけてまいりたいと思っております。
また、検査事務機関である事務総局に対する指揮監督につきましては、検査が効率的、効果的に行われること、また、事務総局は本当に検査のプロの、エキスパートの集まりですので、その力が十分に発揮できるよう、職員の士気の向上が図られることを念頭に置いて取り組みたいと思っています。
その際には、これまで、取材、それから取材指揮、広報、組織マネジメントなどの仕事を通して培ってきました情報の分析や伝達、さらにマネジメントの経験を生かしまして、検査官会議の意思決定や事務総局に対する指揮監督に貢献してまいりたいというふうに考えております。
35
田中健(国民)
本日初めてお会いして、田中さん自身の問題ではなくNHKの問題ではあるんですが、御自身がまさに三十七年間、去年まで在籍していた、まさにそこで培った能力をこれからどのように会計検査に生かすということでありますので、大変に厳しい話をしましたけれども、なかなか、国民のやはり信頼を得てやらなければ会計検査というのは成り立ちませんので、そういう状況にあるということを御理解いただきまして、これから取り組んでいただければと思います。
以上です。
この発言のページ
36
浜田靖一(自民)
次に、吉田宣弘君。
この発言のページ
37
吉田宣弘(公明)
公明党の吉田宣弘でございます。どうかよろしくお願いいたします。
田中検査官候補の御経歴を拝見いたしました。国際ジャーナリストとして報道に従事され、国民の知る権利に奉仕をされてきたことと存じます。そして、国民の知る権利は国家の会計経理に及ぶことは言うまでもありませんし、また、国家の会計経理は国民の重大な関心事でもあると思います。したがって、田中検査官候補には、国家の会計経理について広く国民に広報し、もってこれに対する国民の知る権利に応えることができる人材であるという期待を持つものでございます。
そこで、まず、検査官に臨むに当たり、田中候補者の御決意をお…
この発言のページ
- (上の発言)
38田田中淳子検査官候補者(上智大学非常勤講師)
御質問ありがとうございます。
会計検査院は、まず、内閣から独立した憲法上の機関として、国の決算や法律に定める会計を検査し、会計経理が正しく行われるよう監督する権限を有していることから、検査官として意思決定を行うに当たっては、中立的な立場から、ほかの二人の検査官とともに、客観的な事実認定に基づく公正な判断をしっかりと行っていきたいと考えております。
同時に、検査官会議の一員として、メディアの仕事を通して培った社会経済の動向を踏まえながら、そして国民の皆様の目線や多角的な視点というのを意識しながら、均衡の取れた判断に寄与するように心がけてまいりたいと思っております。
また、検査事務機関である事務総局に対する指揮監督につきましては、検査が効率的、効果的に行われること、また、事務総局は本当に検査のプロの、エキスパートの集まりですので、その力が十分に発揮できるよう、職員の士気の向上が図られることを念頭に置いて取り組みたいと思っています。
その際には、これまで、取材、それから取材指揮、広報、組織マネジメントなどの仕事を通して培ってきました情報の分析や伝達、さらにマネジメントの経験を生かしまして、検査官会議の意思決定や事務総局に対する指揮監督に貢献してまいりたいというふうに考えております。
39
吉田宣弘(公明)
次の質問ですけれども、先ほどの所信で少しお述べになられましたけれども、会計検査院法には、「会計検査院は、正確性、合規性、経済性、効率性及び有効性の観点その他会計検査上必要な観点から検査を行うものとする。」と規定をされております。国家の会計経理、それに基づく財政支出が正確であり、法規に適合するものであり、経済的であり、効率的であり、かつ有効的であることは、私は、国民の期待そのものでありまして、そこに専門性が要求されることは百も承知ではございますけれども、ある意味、当然のことを規定しているものだというふうに思っております。
そこで、私、注目いたしますのは、…
この発言のページ
40田田中淳子検査官候補者(上智大学非常勤講師)
ありがとうございます。
御指摘のとおり、会計検査院、検査の観点としまして、会計検査院法に定められている五つの観点のほかに、社会経済情勢の変化などに適切に対応していくために、多様な観点から検査を実施してきているものと伺っています。
例えばですけれども、社会保障や租税の検査においては、給付や負担の公平性が確保されているかという公平性の観点ですね。また、予算規模が大きい施策分野等に関しては、事業が何を目的に、どのように執行されたのかなどを明らかにされているか、担当府省は国民の皆様に十分に説明をしているかといった透明性の確保及び国民への説明責任の向上等の観点…
この発言のページ
41
吉田宣弘(公明)
ありがとうございます。
次に、会計検査院が出しておりますパンフレットがあります。その令和六年度版を私は拝見させていただいたんですけれども、その中に、会計検査院の検査効果は、毎年度の検査報告による指摘金額等にとどまるものではない旨記載がされており、それ以外の仕事もあるということなんですね。検査結果を活用した内部監査等による是正、検査実施中に行われる指導助言による是正、波及効果、牽制効果などが挙げられております。そして、検査報告事項のフォローアップ、これも書かれておりまして、国等の損失は回復されたのかとか、再発防止のためにどのような処置が取られたのかとか、…
この発言のページ