小熊慎司 (立憲民主党)

2025年4月2日・第217回国会 衆議院 外務委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 59 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 164 発言)

政府においては介護人材の目標値を決めているんですね、総枠で。その今五割ぐらいにとどまっているんですけれども、こういうことがあるから、やはり見込みというか目標値は持った方がいいし、厚労省がお金を使ってやっているわけですよね、日本に来て頑張ってもらうということで育てて。明確な数値はやはりあった方がいいと思いますよ、国際人材獲得競争になっているわけですから。円安でもあるし、日本は賃金が上がっていないし、非常に不利な状況です。政府の取組は分かるけれども、ライバルがいっぱいいるということです。

特にインドネシアは近年、フィリピンの介護人材もすごく国際的に評価が高いけれども、それ以上にインドネシアは評価が高くて、だから、いろいろな国がそこで介護人材を獲得しようとしていますから、競争が激しいので、是非そこは戦略的に対応していただきたいと思います。

次に移ります。

市場、いわゆるマーケットの部分でアクセスもしやすくなるということで、水産資源も入ってきやすくなりますけれども、いわゆるIUU漁業、違法・無規制のような漁業の解消に向けては、日本も、近年、水産流通適正化法を制定して対応していますけれども、日本の輸入水産物、ドルベースで百億ドル以上、一兆円以上です、年間。これは世界三位です。その中に占める、これは推定ですけれども、IUU漁業に関わる水産物というのが三割前後あるというふうに言われているんですね、国際的に。だから、二、三千億がIUU漁業の水産物だというふうに日本は言われているんです、国際的に。

ただ、済みません、配付資料にしていなかったんだけれども、外務省のホームページにIUU漁業の現状と対策ということで、サミットの中ではIUU漁業の重要性を明記するなど、国際社会における議論をリードしている、こう外務省はうたっているんだけれども、これはちょっと言い過ぎで、言っているだけで、実態はこういうことですよ。適正化法だって、魚種が少ない、少な過ぎる、数種類ですから。そういう意味では、取組は遅れているというふうに国際的に評価されているのではないかなと僕は思っています。

今回、この議定書によって、インドネシアとの協定によって水産物も輸入しやすくなるんですけれども、日本自身がIUU漁業をやっているというわけじゃないんですよ。IUU漁業の物を買っちゃっているということです、それを支えているということです。そうしたら、正規の漁業も邪魔しているということになるし、環境も破壊していることになるし、児童労働なんかも、逆に消費者として日本人が支えちゃっているということですから、これはシビアにもっと厳しくやっていかなきゃいけない。

そういう中で、インドネシアにおけるIUU漁業の状況というのはどう把握をしていて、そういう物が入ってこないようにする配慮もされているのかどうか、お聞きします。

前後のやりとり

55の発言を見る

63の発言を見る