英利アルフィヤ (自由民主党)外務大臣政務官

2025年3月28日・第217回国会 衆議院 外務委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 125 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 136 発言)

阪口委員、本当に重要な御質問、ありがとうございます。

まず、中田ボランティアに関し、改めまして私自身の敬意と哀悼の誠をささげたく存じます。

委員御指摘のとおり、二〇二四年十一月に、外務大臣政務官として初の公務出張でカンボジア王国を訪問した際、一九九二年から九三年にかけてのカンボジアにおける国連平和維持活動の中で命を落とされた国連ボランティアの故中田厚仁氏及び故高田晴行警視に哀悼の意を示すべく、慰霊碑に献花いたしました。

外務省としての一般的な考え方、そして私個人の政務官としての考え方につき、思いにつき、二点、お答えしたいと思います。

一般に、開発途上国の平和構築や経済社会開発等のニーズに応えるODAの実施に当たりましては、国際協力事業関係者による危険な国、地域への渡航が必要となる場合があるという厳しい現実が存在しております。かかる現実を踏まえ、国際協力事業関係者が渡航を希望する場合、渡航の必要性及び緊急性、渡航先の治安状況及び必要な安全対策が講じられているか等を精査した上で、外務省としてその渡航の是非を判断しております。

外務省としましては、今後とも、邦人の安全確保、保護に万全を尽くしつつ、平和構築を含む国際協力事業を実施していきたいと考えております。

そして、阪口委員御指摘のとおり、私自身も国連職員として働いていた経緯があります。その中で、国連職員として、多くの同僚が命が危ないところに出向く状況、そして、私自身も、阪口委員と同じく、自身の命、自身の生活が危険を及ぼされていると感じることが多々ありました。それでも、先ほどおっしゃっていた、中田ボランティアがおっしゃっていた、自分がその誰かになりたいという思い、そのような思いを持って働いている同志が今もなおたくさん、この瞬間、人道支援をしています。

私自身、最後の職務、選挙に出る直前まで、国連本部の安全保安局という場所で、国連職員の、特に紛争地域に出向く国連職員の命の安全を確保するというお仕事をしておりました。事務次長補付の特別補佐官として、最後の最後までウクライナ侵攻に対応し、ウクライナからどのように国連職員を安全に脱出させるのか、そして、どのように次は支援のために安全に送り込むのか。一分一秒ももったいない、そのような状況でニューヨークで働いておりました。私自身の同志、同僚も、毎日のように命を懸けて働いていました。

その中で、二週間前、外務政務官として、女性の権利向上委員会において団長として国連に戻ることができまして、テーマとは違いましたけれども、当時の上司でありました安全保安局長とも会談をさせていただき、しっかりと、国連安全保安局とともに、邦人保護、特に紛争地域、危ない地域における邦人の保護についてパートナーシップを引き続き結んでいきたい、協力を得たい旨申し上げ、御快諾をいただいている次第であります。

私自身の経験を踏まえ、最重要課題として、紛争地域で今もなお働く方々、日本人だけではなく全ての方々に敬意を表しつつ、邦人保護に全力を尽くしていきたいと思います。

ありがとうございます。

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